今日は水筒か花立か同じ作り方なのでどちらでも良いか。入り口の小さい方が水筒で、大きな方が花立がいいと思います。
まず、作業する前に火に耐えられる石を見つける、炭を燃やすか、直火をしても良い場所か器を探し、見つけた石の上で焚き火をしておく。
その間に竹を裂いていく、乾燥した竹でも生でも良い竹を石で叩いてつぶし切った物を、使いたい所の竹の節から約5cm離して縄か木のツルを解けない用にきつく結ぶ。
竹を割って行くのですが、必ず内側から外側へ巻いてある縄を押さえながら、折って行ます。古代人は手の皮が厚くて丈夫だろうけど、我々は手袋をはく様に。
折ってしまえば写真、縄を巻いてある反対側、左のようになりトゲトゲの状態、これを火で燃やすと約10秒くらいで燃えて素手で触っても大丈夫になります。
急いでいる時はこのままでも良いのですが、カッコ良くする為には底など平らにしたいので、あらかじめ焼いておいた石に擦って凸凹をなくします。
この時一番気お付けることは、水筒か花立てかの穴を開ける事です。竹は密閉度が高いので、破裂の恐れが有るからだ、、、。
穴の開け方は竹を立てて、節に棒を当る「棒の上部を石で打つ」直ぐ開きます。棒で節を突っついても、穴が開く前に手を怪我するので止めましょう。
竹の凸凹を取るときも、焼けどだけは気を付けて下さい、「焼けた石で竹が削れる」ことが分かります。(これから尺八に発展して行きます)
今までブログに掲載して来た太鼓類やこれから掲載していく笛類など、どうしても質問の有る方は私の携帯電話「090-4637-5576」までどうぞ。
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(今まで私が手掛けた物、全て答えます一人二問位かな)
「工房みや」宮崎龍美
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