2009年6月の第2回定例会が終わり、何が議論され問題となったかを少しずつまとめています。
6月9日には、洞爺湖町内で2人目となる「新型インフルエンザ」患者が発生し、これをめぐる町行政の情報隠しが北海道新聞で指摘されています。町民への必要な情報開示と適切な対応がいつも問題となり、具体的改善をもとめているものの一向に良くならないのが実態です。
苦境に立たされている町民生活や町内事業者の実態を的確に把握し、町民の生命と財産を守る行政の責任を果たさせることが、今日ほど求められている時はありません。
今回の議会でも、町独自の住民サービス(入浴サービス)の後退、住民負担の強化など、財政負担の削減を前面にした提案が行われました。こうした住民負担の強化提案は、その殆どが受益者や利用者に事前説明も意見聴取も行われないまま議会提案されているのが特徴です。せいぜい自治会長会議や行政主導で運営されている種々の委員会等で方針が報告された程度ですから、一方的な提案だと言っても過言でない状況です。
提案される1件1件の議案の分析や予備調査にかなりの時間を費やしてしまいましたが、それだけに問題点もより明らかになってきました。
まずは、町長が提案した「議案」や私が議員提案で提出した「意見書案」の概要についてご覧ください。 →→ ダウンロード
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