2月18日 2016年の第1回北海道後期高齢者医療広域連合議会が開かれ、2年に1度の保険料が改正されました。
現行よりも2,333円減額
新保険料は、均等割額を1,663円現行より減額し、49,809円に、所得割を0.01%減らし、10.51%とするもので、これにより、一人当たりの軽減後の平均保険料は63,383円となり、現行よりも2,333円引き下げられます。
医療給付の伸びが想定を下回り多額の剰余金を発生
今回の保険料の引き下げの要因は、第1に国からの交付金が予定以上に増えたこと。第2に、医療給付費の伸びが想定を下回ったことなどのより、多額の剰余金が発生したとして、192億3千万円の剰余金を保険料抑制に全額繰り入れたものです。
それでも北海道の保険料は全国的には6位と高い水準
都道府県ごとの後期高齢者医療広域連合で比較すると、北海道の保険料の水準は相対的に第6位と高位であることから、滞納者も増加してしています。
負荷割合の見直しや財政安定化基金の活用で保険料の負担軽減を
議会の質疑では、2年前に均等割額を増やし低所得者の負担を増やした負荷割合を元に戻すこと。北海道や国に対して財政支援を求めるとともに、財政安定化基金を保険料の引き下げに活用すること。葬祭費、審査支払手数料、保険料未払い補てん費用などは被保険者負担とすべきでないこと。などを質しました。
改正された保険料の内容は以下のとおりです
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます