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坂本龍一最後の曲『神山まるごと高専』(徳島県)校歌が聴きたい

坂本龍一さんが最後に作っていた曲は、今年4月に開校した徳島県の『神山まるごと高専』の校歌(未完成)でした。
部外者ですがぜひ聴いてみたいです。
歌詞はUAさんが担当されたそうです。
徳島県の青空


SansanなどのIT企業の社長などが起業家を育成することを目的として、全国で19年ぶりの新設の高専を開校しました。
志が高い若者が全国から集まりました。
特別に許可をとって1期生、保護者、来賓者に向けて完成前の校歌の音源が披露されたそうです。
残念ながら坂本龍一さんは2023年3月28日にこの世から旅立ちましたが、彼が闘病中に曲を作ってくれていたわけです。
未完成とは言え、起業を目指す15歳の心に響いたのではないでしょうか?


それにしても、この学校凄すぎます。
『100億円基金』(寄付金)で、生徒達は無償で学校へ通い、寮生活をして、夢に向かって驀進していくわけです。
好きな事ややりたい事を形にするって並大抵の努力じゃできないのですが、バックアップ体制が凄すぎます。
新設なのでもちろん校舎もピッカピカ。
学生寮は廃校を大幅リノベーションして、全体的に田舎それも山あいの学校とは思えないお洒落さです。


Sansanの創業社長・寺田親弘さんは、『神山まるごと高専』の理事長をつとめていますが、よくぞ100億円を集めたものです。
それができちゃうところが“起業家”なんでしょうね。
ソニーとかソフトバンクとか、嘘やんと思うような大企業が出資。
だって山の学校ですよ?
でも、出資してもらえるというね。
理事長は生徒さん達にとってこれ以上はない生きた見本だと思います。


この学校では校舎のことを「オフィス」と呼ぶそうです。
さすが起業家養成学校。
私が、ん十歳若くて頭が良かったら、不合格かもしれないけど受験してみたかったなぁと思って倍率を調べたら9.07倍でした。
『神山まるごと高専』公式Twitterも拝見しましたが…例え若くても私では受験すらできないなと実感しました。
学校始まって10日も経ってないのに、もうそんなんやっているのかと引くほどレベチすぎます。


この学校の校歌をグローバルな音楽家・坂本龍一さんが作曲することになったのは当然の流れだったのかもしれません。
今後、編曲を経て校歌を完成させるということです。
坂本龍一さんの曲は、きっと私が死んでしまう頃になっても間違いなくバッハやシューベルトなどと同じように名曲として残っていると思います。
外部の人間では『神山まるごと高専』の校歌を耳にする機会はほととんどないでしょうが、一度くらいは聴いてみたいものです。

【神山まるごと高専】

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

ご訪問ありがとうございましたm(_ _)m

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@mike-boy mike-boyさま、コメントありがとうございます。
そうでした、そうでした。ユーミンも校歌を作曲していましたね~。
あの時もその学校の生徒さんを羨ましく思ったものです。
校歌だけでも凄く自慢できますよね。
TVやYouTubeなどで神山まるごと高専の様々なニュース映像を拝見する中で生徒さん達の自分たちの能力と未来を信じているキラッキラの瞳の輝きにオバチャンの私も刺激を受けました。
坂本龍一さんが命を削りながらプレゼントした校歌です。
日本全国から採用された教師達ともども、生徒さん達が目標を達成できることを祈っています。
mike-boy
こんにちは〜。
神山まるごと高専って素晴らしいですね。
それにしても坂本さんに、生徒の皆さんが歌う校歌を聴いて頂きたかったと、先生方も生徒さんも思っておられることでしょう。
ユーミンがかつて(九州の方だったか)校歌を創作して、お披露目にその曲を生徒さんが歌っているのを聴いて涙ぐんでいたのを思い出しました。
坂本さんのご冥福をお祈りいたします。

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