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コラボエグザイル/絆』エグザイ

2015-09-24 06:12:17 | 日記
1月15日、東京・秋葉原にあるヨドバシカメラマルチメディアAKIBAの1F広場で、セガから2月24日に発売されるPSP『ファンタシースターポータブル2 インフィニティ(以下、PSポータブル2 ∞)』の先行体験会が行われた. 会場に設置された体験コーナーでは、発売前のソフトを体験でき、大勢のファンが長い列を作った. また先着50名は、開発スタッフのサイン会に参加した. 大勢のファンがつめかけた1F広場. 昼すぎの時点では2時間待ちの大盛況だったそう. 会場で体験プレイをした人には、ヒューガの"スキアブレードI"のコードが記載されたカードが配布されていた. さらに、ソフトを会場で予約した人には、ナギサの"スティールハーツI"のコードが記載されたカードをプレゼント. プロデューサーの酒井智史さん、シニアディレクターの寺田貴治さん、ディレクターの菅沼裕さんが来場. サイン会では、寒い中並んでくれたファンとコミュニケーションをとっていた. 体験会終了後、酒井さんと寺田さんにさまざまな質問をぶつけてみた. 発売を1カ月後に控え、発売まで待ちきれないファンだけでなく、最近気になった人もぜひご覧いただきたい. (インタビュー中の名前は敬称略) ――先日から体験版が配信されていますが、手応えはどうですか? 酒井: 初日のダウンロード数が前作の倍以上あったということで、非常に好評だと思います. 今日の体験会もそうですが、前作よりも手応えを感じています. 寺田: ネット上で、体験版をプレイした人の感想を目にしています. ただ、体験版はたくさん収録しているように見えて、ほんの一部しか入っていないので、製品版に期待してほしいです. ――この前には大阪で体験会が行われていましたが、そちらの反響は? 酒井: 途中で、制限をかけなくてはいけないほど多数の人に来ていただきました. 予約もかなり多くいただいているそうで、ありがたく思っています. ――今作では、すれ違いによる通信を利用した新機能が入っています. 酒井さんも試したということですが、感想を教えてください. 酒井: 試したんですが、あまりにも人が多すぎて混線してしまい、なかなかできなかったんですよ(笑). 本来ならば、そんなに混線しない状況であれば、スムースにすれ違いができると思います. 今回はマルチプレイだけではなく、少しユルめのつながりも入れてみましたので、ぜひ試してほしいです. 寺田: すれ違い通信は、酒井のオーダーで決まった仕様です. インターネットマルチ、アドホックマルチ、そしてすれ違いまで全部制覇して「うちは通信で一番だ」という部分をアピールしていきたいです. ――握手会の率直な感想をお願いします. 酒井: 期待感がすごく伝わってきます. 前作よりも手応えを感じていますね. 寺田: 寒いにもかかわらず、大勢の方に集まってもらったということで、人気の高まりを感じています. 製品版が出たら、ぜひ買っていただければと思います. ――全国大会が2月5日から始まりますが、こちらについてはどうでしょうか? 酒井: 前作の時は、全国大会ということでメインはタイムアタックだったんですが、今回はファンの方全員が楽しめるイベントにしようと思っています. 物販やステージイベントがあるので、多くの人に来てほしいです. できれば、ファンの方全員に! 寺田: とはいえ、タイムアタック・リトルウィンググランプリもあるので. 腕に自信のある方はどんどん挑戦してください! ――続々とコラボレーションが発表されていますが、今後もまだ用意されているのでしょうか? 酒井: まだ発表していないコラボはあります. ファン感謝祭でも新しいコラボを発表する予定です. 寺田: 「まだコラボはある」って、現在発表しているのは一部しか発表してないじゃないですか!?(笑) 今回は"すごい数"というより、"ひどい数"というくらいあります. ぜひ期待してください. ――『ファンタシースターオンライン』10周年ということで、それに対する意気込みをお願いします. 酒井: 10年間、山あり谷ありでしたが、こういう形で10周年作品を送り出せることをうれしく思っています. 今まで支えてくださったファンに感謝します. もっと盛り上げていきたいので、今後にも期待してほしいです. 寺田: 10周年という時に、クリエイターとして参加できて光栄です. ユーザーの方々も『ファンタシースター』の世界を作っている作り手の1人なので、ぜひ10周年を盛り上げていってほしいと思います. ――最後に、ファンと読者へのメッセージをお願いします. 酒井: 10周年にふさわしく、気合いのこもった作品... "インフィニティ"とあるように、無限に楽しめる作品になっています. 『ファンタシースター』シリーズをやっている方だけでなく、新しく購入してくださった方も楽しめる作品なので、発売後にソフトを購入していただきたいです. 体験版も配信されているので、ぜひプレイしてみてください. マスコットキャラクターであるラッピーのぬいぐるみを手にする寺田さん(左)と酒井さん(右). これぞ漢の香港映画. 血、汗、銃、サングラス、湿気を含んだ風、ロングコート、そして金よりも女よりも友情という名の絆. 漢の映画を面白くする全ての要素を含んだ、 『インファナル・アフェア』 シリーズに匹敵する香港ノワールの怪作. やはり香港映画はこれくらい熱くないと面白くない! と久しぶりに思えるほどの傑作でしたよ. 映画全体を通して非常にセリフが少ない反面、主役5人の感情の起伏をセリフでも演技でもなく「行動」で見せているところが秀逸なこの映画. つまりは「沈黙で語る」という漢ならではの格好良さが終始漂っているんですよね. 特に「ウーはいるか? 」を2回繰り返すだけから始めるOPは最高です. ブレイズやタイもウーのリボルバー式に合わせて自動式の弾倉を6発に減らし、三すくみで撃ち合うシーンには美しささえ感じるほど. またそのシーンでも外にいるファットやキャットの格好良さを軽視せずに空き缶を撃つシーンで見せているところもたまりませんでした. そしてこの映画の秀逸さを物語るシーンとして是非取り上げたいのは、やはりこの5人がウーのために家財道具を運び、みんなで食事をするシーン. 普通の映画ならこういうシーンでたくさんのセリフを用いて友情の深さを表現するところを、この映画は「一人のためにみんなで協力する」という行動で見せているところが巧い! だからこそ、のちにウーの妻が夫をこの家財道具と共に火葬するくだりも漢の絆というものを感じずにいられないんですよね. また金塊強奪の際に出逢ったチェン軍曹との漢の友情も格好いいですよね. ウーを失い、進むべき道も見失っていた4人がチェン軍曹という全てを託せる漢に出逢ったことで、再び自分たちが進むべき道を再認識する格好良さと不退転の覚悟を決めるという美しさ. 男というのは女性のように命を生み出すことが出来ないからこそ、誰かに次を託すしかない. その託せる存在が見つからない限り、男は漢としては死ねない. そんな格好良さをこの映画はあのラストでも思う存分描いてくれたことが本当に最高でした. タイがウーの妻を全てを託したチェンの元に逃がし、その場にはいないウーを含めた5人の想いを1本のレッドブルに乗せ、白い銃煙と赤い血しぶきが舞う中での銃撃戦はまるでダンスのような美しさ. そして最後まで踊りきった4人の漢たちが笑顔で眠りに就くラストは、まさに香港映画でしか描けないであろう切なさと格好良さと美しさが見事な調和で混在しているんです. もうこのシーンはたまりませんでしたよ. ウー、ブレイズ、タイ、キャット、ファット. この5人がホテルのロビーに集まる、ホテルの一室で仕事の話をする、一台の車に乗る、一つのテーブルを囲んで食事をする、そして記念に写真を撮る. その全てに彼らの渋い絆を、格好いい絆を、そして美しい絆を感じずにはいられない香港ノワールの傑作でした. 深夜らじお@の映画館 も死ぬときは漢で死にたいです.

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