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DAY1684:肉体労働環境下の現実



先日、クロネコヤマトの倉庫業務で過酷な労働環境の改善を訴えた、オッサンの1人ストが行われたネットニュースが報じられた。


それが起きたのがお隣、尼崎での事。


ワシも過去(15年位前)港湾系の仕事に就いてて、倉庫業務もあったし、真夏のコンテナの手積み作業もしてた経験があるから、この真夏のヴァン出しのエグさを少なからずとも知ってる。


このネット記事のコメントで、現代の肉体労働系の企業にて環境的に熱中症対策を行うてへん環境や企業の方が少ない…


どんだけブラックな企業に勤めてんねん?みたいなコメントがあったが…


残念ながら、コイツは無知過ぎて現実を観れてない。


このクロネコヤマトの倉庫環境を始めとする建設業や肉体労働系の仕事環境で十分な熱中症対策を行うてないトコなんか腐る程あるし、こんなん氷山の一角。


いの一番に真夏の熱中症対策せなアカン職種にも関わらず、働き方改革が全業種に比べて一番進まず、後手後手に成ってるのが哀しき日本の肉体労働環境の現実。


寧ろ日本全体で十分な熱中症対策を出来てる環境、企業の方が少ないと云うてエエやろう。


1つ勘違いして欲しないのは、なんちゃって自己満熱中症対策は熱中症対策には入らんっちゅう事。


元請けや親会社が取り敢えずこんなんしといたらエエやろう…


で、やってる熱中症対策、なんちゃってで自己満なだけの実際働いてるヤツが熱中症対策と感じひん環境をナンボ提供したとて、それには意味がないっちゅう事。


この安易なコメントを描いたヤツはそこ等辺が全く判ってへんとワシには想えた。


結局、この1人ストを起こしたオッサンみたいな人が1人でも居る限り、その職場の熱中症環境は成されてないと観るべきやし、それが現実であり、現代日本に於いての肉体労働環境のリアルな現状や。


現に設備や対策をしてると云うてても、実際この夏も仕事中の熱中症での死亡事故とかも起きてる訳で…


設備や冷房を設置したら、それが熱中症対策として出来てると想う事自体が浅はかな考えであり、判ってへん証拠やねんな?


喩えば、ワシが夏期に毎回元請けの監督とかに対して「1年で冬と夏と同じ工程、スケジュールペースで行けると想うてる事自体、仕事が判ってへんヤツの考える事」と云う様に。


冬と同じペースやスケジュールで夏も工程を組む事もナンボ設備に力を入れてても、それは自己満で視野が狭い熱中症対策でしかないと想う訳。


そう云う、眼先で無知な人間でも判り易い、熱中症対策だけしたトコで、それは出来てるとは云われへんねんな?


それこそ自己満であり、実際働いてるヤツの身に成ってへん、なんちゃって熱中症対策。


そんな企業が増えたトコで意味がない事に気付くヤツが居らんのが、哀しき現実。


形だけの熱中症対策では意味がない、そんな企業や職場環境が増えたトコで、それには何の価値もない事を実際肉体労働をせぇへんヤツ等が気付くべきやとワシは想うねんけどな?


それがちゃんと出来てる企業や環境はまだまだこの日本には数える程しかない現状を世の中全体として把握する事から始めんと…


こう云う(コメントする)ヤツ等みたいな盲目勘違いな輩がまだまだ居る以上、肉体労働者達の夏場の職場環境は改善される事もないやろう。
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