丹 善人の世界

きわめて個人的な思い出話や、家族知人には見せられない内容を書いていこうと思っています。

浜松への家族旅行

2011年05月16日 | 個人史
僕が予備校にいたときの夏の家族旅行は、鳥羽の水族館からフェリーで伊良湖岬に渡り、浜松へ行くコース。
兄二人と、上の義兄家族3人がこの年から加わって、総勢8人の旅行。
これ以来どんどん人数が増えていって、後にはバスをチャーターしての大家族旅行へと発展していくのだが、これはほんの序曲。

鳥羽へは小学校の修学旅行で行って以来。フェリーで愛知の伊良湖岬に渡るのだが、当時三島由紀夫の「潮騒」も読んでいたから、その舞台も見てみたかったのだが、それはまあぜいたく。

浜名湖へ行って、当然のようにウナギを食べるのだが、すぐ上の兄だけは長い魚がだめで、ウナギや穴子も食べなくて、鰻丼ではなく別の物を食べていた。
不思議なことに、後にはとれたての新鮮な魚介類が好物で、長い穴子なども食べていたような。

浜松には日本三大砂丘の一つである中田島砂丘がある。砂丘と言えば鳥取しか知らなかったから、これはよかった。もっとも後にも先にもこの1回しか行っていないが。

宿舎は兄の会社の保養所が浜名湖の後ろ側にあって、そこに泊まる。ここには後にもう一度家族旅行で泊まるのだが、まだ繊維業界が活発だった頃の話で、後には軒並み保養所が閉鎖されていくようになるのだが。