小さな農園

日々の労働と想いをつづります。

新生ふるきゃら

2014-08-30 05:27:18 | お花

 昨日は雨も降らず畑仕事ができた。玉ねぎを蒔き、きゅうりに「えひめI」を散布した。午後はキャベツなどの床づくり。夕方は野菜の宅配と忙しい一日であった。昼休み「新生ふるきゃら」の営業担当の人と話す機会があった。十数年前ふるさとキャラバンという劇団のミュージカルの実行委員をしたことがあり、来年辰野で上演をしたいということで富山から来てくれた。久しぶりであった。4年前にふるさとキャラバンという劇団は経営不振で解散し、その後今の劇団を結成したとのことであった。上演にする場合、地元で実行委員会をつくり券を売るというスタイルをとっているが、なかなか実行委員会が結成されなくなったと嘆いていた。時代の変化であろうか。こんなところにも人間の力が弱くなっていることを感じる。

 夜、定例の「農業談話会」に出席した。5名で野菜の播種後の害虫対策について話した。農薬を散布する人、何もしない人と様々な意見が出た。1時間30ほどであったが貴重な時間であった。「継続は力なり」を信じて毎月出席しようと思う。


一番の近道

2014-08-29 09:13:03 | お花

 「安倍政権の安全保障政策はどこへ」と題された信毎の文化欄に古関彰一さんとういう大学の教授がこんな記事を記している。

「安全・安心という言葉がしばしば使われるが、安全保障の異本は、信頼にある。力の強いものに守ってもらうのでなく、自立して生きる人間が互いに信頼関係を築くことが重要だ。地域社会でも住民の信頼関係がいざというときに力を発揮するでしょう。日中間も同じで戦略的互恵関係ではなく、信頼関係を築くこと。それが最大の安全保障につながる一番の近道です」

 


稼ぎと仕事

2014-08-26 04:44:30 | お花

 労働・仕事を「稼ぎ」と「仕事」に分けることができるとどこかの本で見たことがある。「稼ぎ」は工場で働いたり、銀行勤めをする労働であり、「仕事」は自分の好きなことをすることであったり、地域に貢献できる労働であったりするらしい。この区分けはなるほどと思う。稼ぎをしないと暮らせない。しかし、稼ぎばかりではその労働に厭きる。仕事で暮らせたらと思うが世の中そんなもんではない。

 そんな労働観を体現している人が若い人を中心に増加しているらしい。稼ぎに厭きた人々が仕事に就く。戦後の「経済成長」に疑問を持つ人々でもある。


、「反対の声を結集しよう」

2014-08-24 05:00:19 | お花

 憲法9条の空文化、国会での議論を経ない閣議決定による重大な方向転換、反対意見を顧みない強引さ・・・・

 諏訪地方では、9条の会など16団体でつくる「諏訪9条の輪」が28日に新組織を結成する。

 佐久地方の市民団体や労働組合などでつくる「ピースアクション佐久」は、集団的自衛権などについて高校生も参加する討論・学習会を開いた。

 意思表示の方法はいろいろとある。知恵を出し合い、一人一人の声を集めることが力になる。

 集団的自衛権の容認に関して、「反対の声を結集しよう」と題した本日の信毎の社説の一部である。


よりあい会議

2014-08-23 02:08:17 | お花

 町役場主催の「よりあい会議」があった。各区ごとの地域計画を基礎に町の計画を作るようだ。50名を超える方が参加していた。ワークショプ形式で区の魅力、課題について意見を出しあった。区民の方とこのような形式で話をするのは初めてであり、恥ずかしさを感じたが、新鮮さも感じた。自分の住む地域を考える良い機会でもある。この会議から具体的に動き出すグループが生れたらと思う。

 お盆が過ぎ、空は秋に替わった。夏の雲から秋の柔らかい雲へと変化したのである。今年は草が異常に伸びる。畑中草となった。春先の決意はどこかにいってしまったようだ。新盆の際、野菜を作っていない方からきゅうりやなすを欲しいと言われたので、少量であったが届けたら大変喜ばれた。農産物を生産する者にとってはあまり貴重でなくても、非農家の方にとっては貴重な物なのだろうが、ここに農業の魅力を感じる。