やまのたなぼた日記

楽しかったコト・面白かったコトをこつこつ書いていきたいです。

維新回天・龍馬伝/ザ・クラシック

2006-12-04 | お芝居

宝塚歌劇団宙組公演を観てきました。

トップコンビ
貴城けい&紫城るい
「トップ「就任公演」であり
「退団公演」
でございまする~
(つまり、一作だけのトップだ。おろろ~ん


さて-そのいろんな意味で記念すべき公演は
どうだったかというと-

なんでやねん!!
でしたわ


ミュージカル
『維新回天・龍馬伝』

♪くりょいかみの~(黒いかみの) ほにゃらららら~♪
←グラバー邸で外国人の女性が歌う
へんな日本語の歌
アタマからはなれへんっ


石田昌也氏演出。

再演ものです。10年くらい前に真矢みきさんが
主演で演じていたものです。

ぶっちゃけ…
「なんだかなぁ」
といったかんじでした
なんか…内容がうすっぺらい?
←もともと2時間ちょいあったはずの物語を
短くしているせいか?

でもって、組子のイメージにあわない役が多かったかなぁ?
(大昔、ドラマシティで見た分のイメージが強すぎたかも)

主要キャストでよかったのは
(役のイメージにあっていた)
龍馬の妻、お龍役紫城るいちゃん
くらいかな?

龍馬役の貴城けいさんは…
龍馬のスケールのデカくて破天荒なところが
元来の持ち味と違って-
見目麗しいのだけど
「精一杯がんばってる」
かんじがして…
ちょっと悲しかった
どうせなら-沖田総司とか
「紫子」とか観たかったなぁ。
あ、舞い姿がとっても美しかったデス

そして中岡慎太郎役の大和悠河さん
残念すぎるっっ
羽織袴がカパカパやし
動きもなんだかチグハグで-
「どうしたんですか?!」状態。
このところがんばってる大和さんですが
この中岡さんだけはいただけなかった
(死に様も…紗幕の向こうとはいえ…何やら笑える)。

一橋慶喜役の蘭寿とむさん。
よかったです。将軍様のわりに
庶民的な雰囲気(?)でしたが
いやぁぁ~、熱演されておりました
(大政奉還を決意するときの芝居では
なぜか涙ぽろぽろ…なんでや)。

あとは-
専科の勝海舟役の立ともみさんや、
同じく専科の寺田屋のおかみ
お登勢さんの那なつきさん、
ジョン・万次郎役の三郷真也さん、
それから
薩摩藩の密偵(?)お蝶役の美羽あさひちゃんが
よかったでごわす。

そんなこんなで
なんで「今、この組で、この作品」
を上演したのが
まったくもって「???」状態の作品でございましたわっ




レビュー
『ザ・クラシック-I Love CHOPIN』

草野旦氏演出。

衣装のセンス
悪すぎるやろっっ


いやぁぁ~っ
なんで、あいらぶしょぱんで
あんな衣装になるねん、ねん、ね~ん
ありえへんっ

コンセプトがわからんちゅーねん。
赤に青に金に紫・・・
ショパンといえば「白」やろ!
白のショパンやろぉぉぉ
←byのだめ

へんてこな色の衣装でも
かしげ様(貴城さん)は麗しかったよっっ!!
けど、けど、けど、なんでやね~ん
号泣っ

あげく、なんやのん
あのセット!!!

幕があいたときは
「ゴージャスでステキそう」と思ってんやけどなぁ。

そして、なんの意味があるねん、あの
井戸ぽちゃ!
なんで、なんで、なんで
かしげ様が井戸ぽちゃ???
震え上がったっちゅーねん。

なんかねぇ-
ショパンの美しい音色
まるっきりムシしたような演出で
ほんとに、ほんとに、びっくり!
男役の女装で笑わせてみたり?
草野センセイ恒例(?)のしゃっくり大会とか
もうええっちゅーねん!!(

まるでヘミングウェイレビューなんやもんなぁぁ
(ヘミング~は大好きやったけど)。

とにもかくにも
かしげ様のラストステージ。
かしげ様の晴れやかな笑顔だけが
救いでございましたわ


と-さんざん書いちゃいましたけど
「期待が大きかった」だけに
ショックだったということで
お許しくださいませっっ