たもちゃんの模型工房

主に私が製作した模型について書こうと思います。

006 2022/8/21 御礼申し上げます。

2022-08-21 15:26:00 | 趣味
(1/35ビルバイン製作記 後記)
当ブログをご覧いただいて誠にありがとうございました。😊
 たくさんの方にご覧いただくのみならず、『いいね』などのリアクション、フォローしてくださった方、本当にありがとうございました。
 感謝もかねてオマケのページをご用意しました。

 かつてキャラホビで入手したダンバインヘッド&ビルバインヘッドです。5年程前に製作しました。素晴らしい造形です!美しい!是非このクオリティで全身像が見たかったですね。復活しないかな?キャラホビ。

こちらは前回最後の方で触れた『青いHM』です。まだまだお見せできる段階ではないのですがちょっとだけ。これはまだまだかかりそうです。すみません。

 不定期になるかと思いますが色々と公開できたらと思います。御礼の仕方が良くわからないのでこの場を借りて。
 ご覧頂き本当にありがとうございました!






005 2022/8/15 1/35ビルバインPART5 『ビルバイン出現!!』

2022-08-15 09:30:00 | 趣味
(オーラバトラー形態)




コクピット内部。キャノピーも開閉します。


こだわったサイドビュー。コンバーターの形状。私の理想的な流れる様な形状になったと思います。


このカットはHJ誌2016年7月号『読者のページ』に掲載していただきました。今でも私の宝物です。
MGダンバインとのツーショット!これが見たかった!

(ウイングキャリバー形態)

渾身のウイングキャリバー!全体のシルエットはなかなかではないかと思います。頭が沈みきっていませんが私にははこれで目一杯です😭。(ディスプレイ台も自作。接続ジョイントの交換でWG形態でもAB形態でも展示可能。地味に手が込んでいます。🤣)



がんばりました。

(後書き)
 "オーラバトラー ビルバイン"
劇中後半の主役機で人気の高い機体です。今までプラモデルやトイ等、立体化の機会は比較的多かったと記憶しております。しかしながら1/35(20cm強)クラスとなるとほとんど無いですよね。
 MGダンバインと並べられるビルバインを模索していましたが、私にはイチから作る技術はありません。キットはないかと探していたところ2013年夏のイベントで本キットを見つけました。私の拙い技術でGK(=プロの原型師さんの作品)に手を加えるのも申し訳ないのですが、折角作るのであれば自分のイメージに近づけようと思いました。
 趣味程度の拙い技術ではありますが、工程を細分化し、単純な作業を積み重ねれば完成すると信じて作り続けました。気がつけば製作期間は約2年。今までで最長です。自分で手順を考えながら作るのは楽しかったですよね。
 他にも色々作りました。機会があればアップしたいと思います。(ここまで手の込んだ作品は無いですが😅)
 現在は『青いHM』を製作しています。気がつけばこちらも2年以上いじってますね。🤣

 同じ趣味で盛り上がれる方がいればイイなと思い、思い切ってブログにしてみました。楽しんでいただけたら嬉しいです。😊

最後まで読んで頂きありがとうございました!













004 2022/08/14 1/35ビルバインPART4 『気の済むまでとことん』

2022-08-14 17:40:00 | 趣味
(2015年6月〜9月)
 遂に形が見え始めたウイングキャリバー。股関節は自重を支えられる様に何度もやり直したのでご覧の通り姿勢をキープできます。

 一応、当初考えていた工作は全て完了しましたが、ここに来てもう少し手を加えたいところが出てきました。

・オーラコンバーター、四角すぎる。もう少し流線形にならないか?
・透明の羽根、葉脈モールドはビルバインには似合わないのではないか?もっと大きく。
・紺色の羽根、設定画ではWG形態で下に折れている。
 →この点は劇中では上に折れているシーンもあるので中央部で折れる可変翼(?)と解釈。可動機構を仕込み、かつ大型化。
・腕部。肘の赤い突起はWG形態時は横を向く。
 →可動フレーム内装式にし、いわゆる『ガワラ曲げ』ができるようにする。
・その他WG形態時機首の眼のモールド彫り直し。腰部横の三本スリット作り直し。

・・・・本当に完成するんでしょうか?(汗)

[武装]
銃身を延長。オーラソード形態へ変形も可能。オーラショットをしっかりと握れる様に指の関節ごとに調整。


[腕部]
一度組み上げた物を肘関節を中心に見直し。
・上腕で2mm、下腕で3mm短く。
・赤い肩パット、可動の際干渉しない様スプリングによる固定に変更。
・肘関節をフレーム化。『ガワラ曲げ』が可能に。これによりWG形態時に肘の赤い突起は横を向き正しい位置に来ます。
・手首内部にディティール追加。
・爪も可動軸を増設。
・変形後手首を外した後のジョイントを隠す為の手首カバーを追加。



[オーラコンバーター]
・羽根は透明プラ板で大型化。葉脈モールドは本作の様なアニメ寄りの表現では無くても良いと判断しました。
・紺色の羽根もプラ板で大型化。ご覧の通り可動します。


・コンバーターの形状も最終的に写真の様に。随分試行錯誤した跡が見られます。
・コンバーター内側。羽根の付け根を隠すカバー。むき出しではあまりにも大味なので戦闘機の可変翼のイメージで製作。



(2015年10月)
 工作は完了。組み上げた状態が下の写真です。



この後サーフェイサーで表面仕上げ。とにかく切った貼っただらけなので傷が多く、何度もサフを吹いては磨いてを繰り返し、いよいよこの後塗装で完成です!

次回 1/35ビルバインPART5 『ビルバイン出現!!


003 2022/08/14 1/35ビルバイPART3 飛べ!ウイングキャリバー②

2022-08-14 12:00:00 | 趣味
(2014年10月〜12月)
  肩部とオーラキャノン。オーラキャノンの基部はレール可動式ではなく可動フレーム式としました。

 設定ではレール可動式のようですし、B社旧プラキットでもレール可動式と解釈されています。実は中学生の時に1/72、1/48ともに作りました。しかしオーラバトラーの背中にレールって唐突というか....。当時も歪な印象を持ったのを覚えています。ちょっと違った解釈をしたいですね。
 あらためてビルバインの背面の設定画を見てみました。確かにレールの様なモノが描き込まれていますが意外とおおらか(?)で、どうとでも解釈できるのではないかと。
 よって誠に勝手ながら『一見レールの様にみえる可動フレームで接合されている』と解釈いたしました!
 ゴメンナサイ(笑)!
 可動フレーム式だとオーラバトラー形態時にオーラキャノンを肩越しに正面に向けやすく、他方ウイングキャリバー形態時にオーラコンバーターごと後方に移動させ全体のフォルムを整えることができます。この辺りはロボット魂版を参考にしています。
 なお、砲身はプラパイプに置き換えてシャープにしました。

ここまでで出来上がったパーツを合わせてみました。

 なんとか変型しそうです。腕部、オーラコンバーター部も一応組み上げていますが、後日更に手を加えていますのでそちらで取り上げます。
 オーラコンバーター部の形状は最後まで悩みました。この時点でも改修してるのですがどうも箱が背中に乗っかっているように見えてしまう。更に先述の可動フレームに干渉し、形の歪さを助長している。もっとセンス良く、羽根っぽく、流線形にならないか?この後何度も作り直しました。

(2015年1月〜2月
 年も明けて下半身に着手。変形のために腰部背面がのけぞる様に可動基部を作成。これによりWG変形の際、機首嘴部が腰に干渉しないで変形できます。


外装は元キットを面ごとにカットし、基部に貼り合わせつつ、形状を整えました。元キットの腰は小さく感じていたので若干大きめにしています。

 股関節は非常に厄介でした。WG時に脚をこの一点で支えなければなりません。キツ過ぎると捻じ切れてしまうし、緩すぎるとWG形態時に脚がへたり込んでしまいます。何度も何度も何度も作り直しました😭。今思えばロック機構とか考えれば良かったですね。


(2015年3月〜5月)
 この時期から脚部の製作です。元キットの脚はラインが流れる様に美しく文句のつけようがありません。素晴らしい!
・・・・が、今回は変形を目標としております。WG形態時に脚の重量を股関節一点で支える事になります。現状では各パーツが重過ぎて股関節で脚部を支えきれません。
 そこでモモとスネのパーツは影響が少ない箇所でバラバラにカットし、中身をくり抜いて軽量化を図り、内部に可動フレームを組み込みました。

[脚部その1:膝]
 変形の要となる膝関節から。元キットの部品を使用しつつ、可動機構は市販のジョイントパーツを使い新造。これにより膝の変形が可能となりました。


[脚部その2:腿]
 一度バラバラにカットして中身をくり抜き、軽量化して再接合。


[脚部その3:足首]
 元のパーツと自作の可動機構を組み合わせました。スネのフレームで膝と足首を連結していますのでこの状態でも自立可能です。



[脚部その4:脛]
 脛部のパーツも内部をくり抜き軽量化しています。そこに脛フレームを固定しました。




『形になりつつあるウイングキャリバー。もう一息か!?』

次回 1/35ビルバインPART3 『気が済むまでとことん』

002 2022/08/14 1/35ビルバインPART2 飛べ! ウイングキャリバー①

2022-08-14 10:20:00 | 趣味
(2014年6月〜10月)
まずコクピット(機首部)の作成。
 本キットはキャノピーはクリアレジンで成形してあるもののコクピットはありません。ウイングキャリバーの機首部は自作しなければなりません。
 さてどうするか?
 まずはスケッチをして大まかな形状を把握します。

ボール紙で変形機構を検証。まだ当時の試作品が残っていました。回転軸をどこにするか?なるべくシンプルにして自分の技術でも完成するように考えました。

 次に機首部を立体的にボール紙で試作。これなら安価なのでいくらでもやり直せます。これをプラ板に置き換え、パテで形状を整えました。


『眼』にあたる部分は一度フリーハンドで彫ってみましたが上手くいかず、後日ボール紙で型紙を作りそれをガイドに掘り直しました。
 キャノピー部はキットのクリアレジンパーツの裏側を彫刻刀で地道に削り込み薄くして使用。(ヒートプレスとか試みましたが私には無理😭)

 機首後部から見た図です。

ステーにオーラバトラー形態時の首を噛ませて変形させます。やや斜めになってしまいましたが気にしない(笑)。

 簡単ですがコクピット内部です。シートとショウのフィギュアもAB用とWG用の2パターン作成し、それぞれの形態で差し替えられる様にしました。



 
 出来上がった機首部をガイドにして胴部を製作。プラ板の貼り合わせです。


 胸部キャノピーはキットのパーツを左右に分割して使用。形状を見直し、胸筋に見える様に加工しています。開閉基部は市販のパーツを加工して使用しました。

 以上の工作で胴部は左右合計で4mm程幅増ししています。他方、胸部キャノピーの形状を見直した事でガッシリとした、姿勢の良い上半身になりました。

(以下、第3回に続く)