田部井師範、空手をはじめる以前

田部井師範、少年時代．．．１０歳から空手をはじめられるわけですが、

それよりも前のお話です。


とっても厳しいおじいさんがお見えになりまして

”赤鬼”というあだ名がついているほど厳しいおじいさんでした。

特に長男である師範にはとても厳しい躾（しつけ）をされていました。


開けたら閉める、つけたら消す、靴を脱いだら揃える、

机の上にものを置く場合は真っ直ぐに置く、などなど、

基本的なことからはじまり、決められた事をちゃんとやる


それらがやってなかったりすると大変なことになった（汗）そうです。

厳しいおじいさんの顔色を伺ったり、針のむしろでの生活だったそうですが、

いろいろなことを振り返って確認したり、必要なことに対しての潔癖さ

常に自分を見張ることなど、現在、師範という立場において必須のそれらが

身心に染み付いているのは、その躾のおかげだと、


その厳しくしていただいたことに感謝．．．の田部井師範。

田部井師範の形成に大きな影響を与えた”おじいさん”のエピソードでした。