立ち上がって咲く、ピンクのお花。
名前がわからない謎花です。
昔、山女だったせいか
花や葉っぱに引き寄せられては
時を忘れます。
人との会話に飢える時もありますが、
森に居ると気持ちが安らかなのです。
人としてアウトなら‥それでもいいです。
年明けに処分した旧自宅には
小さな庭があって、転勤のたびに
移し替えてきた花たちがいました。
夏には豆や トマトや きゅうりも
育てて。
その庭時間が無くなってしまった今、
何かが抜け落ちてしまっています。
町の貸し農園を尋ねたのですが、
待ち行列がいっぱいだそうで、
小さな自治体ゆえ駐車場がなくて
農園の手入れに来る人々の
違法駐車で揉めている と、そこまで
職員が話してくれました。
夫は居酒屋でわいわいするのが好きな人。
余計なおしゃべりで影響を残している事に
気づかない。
単身赴任で別々に暮らしていたせいか
互いの空気感が大きく隔たってしまいました。
出来ればね 終の住処は
阿蘇の山並みを間近に見ながら
ひとりで過ごしてみたいのです。
冬は寒いぞ、って 夫は
嫌そうに言いますが
転勤に次ぐ転勤生活で
私のアイデンティティなんて
木っ端微塵だった。 最後くらい
ひとりで静かに過ごしたい。
のです。
今日の文章は 暗いっすね。
すみません。
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