ハード‐ボイルド【hard-boiled】
読み方:はーどぼいるど
【一】[名]《卵の固ゆでの意から》
アメリカ文学に登場した
新しい写実主義の手法。
簡潔な文体で
現実をスピーディーに描くのが特徴。
【二】[名・形動]
《【一】から転じて》
非情なこと。
人情や感傷に動かされないで
さめていること。
また、そのさま。「—な文体」
なるほど!(*´ω`*)
よくよく考えてみれば私も
ハードボイルドな言動の数々を
今までに
のたまって来たような
そんな気がする!
『鹿児島の夏が暑すぎるから
北海道に行くぜ!べいべー!』
そう言って実際に
北海道まで行ったのだから
ある意味…ハードボイルドだ!
15才の頃
片想いしてた
ポニーテールのあの娘に
5年後再会して…
『君の事ずっと好きだった』
と告白しておいて…
別れ際に横断歩道をはさんで
『さっきさぁ…』
「え〜なぁ〜にぃ〜?」
『ずっと好きだったって
言ったけど…
あれ間違ってた~!』
「え〜何それ〜?ひっど〜い!」
『だった!
じゃなくて!
今でもずっと…
愛してる~!』
という…
(という…じゃねぇわw)
ハードボイルドというか
ハートがボイルされてるぐらい
具合が悪くなるセリフを
ゲロ吐いた私だからこそ…
あまりハードボイルドの
知識は無いが…
ハードボイルドっぽいセリフは
なんとなくイメージ出来る!
なら
ハードボイルドっぽいセリフを
ふんだんに散りばめれば
ハードボイルド小説も書けるかも!
いや…書けそうだぜ…ボウズ!
【さらば蘇るブラッディー弾丸】
(タイトル…ダセェなぁ…)
暗闇にポッと火が灯る。
その火先は
バージニアスリムライトメンソール
の先で燻り
その人物の口元だけを
暗闇の中に浮かび上がらせた。
やがて煙草の紅い火種だけが
チリチリと音を立て…
口元から紫煙となり
夜の闇へと溶け込んでいった。
…また静寂の闇が訪れた。
飲みかけの缶に煙草を入れると
ジュ
と短い音が心地好い。
缶をその場に置くと
その人物は思いっきり
夜風を肺に吸い込み
そして吐き出した。
立ち上がったその人物の眼には
ある種の覚悟があった。
「なんで
こんなことに
なっちゃったの?」
このやさぐれた女の名前はアケミ。
『やめな!
泣いても…始まんねぇだろ…』
「でも…もう…何もかも…」
『俺がおまえさんの
笑顔を取りもどしてみせるさ!』
「神様…何で…どうして…
わたしの好きな人ばっかり
連れて行くのよっ?」
【ハードボイルド台詞】
(接続語)
【やまないあめはない】
(ンダヨ/ゼ)
『やまない雨は
ねぇんだよっ!
おまえさんは
そこで待ってな…』
「あんた…」
そこに潜入捜査をしていた仲間が
もどってきた。
【いいにゅーすと
わるいにゅーすがある】
(ゼ/ワ)
『ボウズ…いい知らせか?』
「おっちゃん!
いいニュースと
悪いニュースがある!
どっちを先に聞く?」
『俺は好きな物を
先に頂くタイプだ!
いいニュースから…
お願いしたいね♪』
「あいつの弱点は…娘だってさ!」
『それで…悪いニュースは?』
「その娘…べらぼうに…強い!」
『へへっ…
おもしろくなって
きやがったぜ!』
ビルが無数に並ぶ街。
俺は…いつの間にか
そこにいて…その街を
出ようとしたけど…
何処へ行けばいいのか
分からなくなって…
通りがかりの奴と
喧嘩になっちまう。
闇雲に殴りつけ
鼻息を荒くして
そして相手を殺してしまうと
我にかえって
自分の馬鹿さ加減に
…笑った。
自宅のベッドに
腹這いになりながら
空っぽの空間に手を伸ばし
消え去ってしまった
彼女の温もりを
探すことから
始めてみた。
彼の翳した手に
死がのしかかり
生きるという虚しさに
涙がこぼれ
厳かに街の生贄が捧げられ
太陽は沈んでゆく。
ほんの少しでも
楽な姿勢をとる為に
身体をくねらせながら
伸ばした手の先に
しなやかな風をまさぐり
いったい
何が始まりで
何が終わりなのか
すっかり
解らなくなっていた。
【しぬのは
おれひとりでじゅうぶんだ】
(イノチヲダイジニシナ)
『ここの敵は…
あらかた片付けたな!』
「あぁ…そうだな!おっちゃん!」
『あとは…
組長の娘を倒しに行くだけだな…』
「ああ…しかしアイツは強いよ!」
『この闘いは…
今までとは比べ物にならない!』
「そうだ!
ヤツの体内にある爆弾を
自爆させるしか方法がない…」
『怖いか…?』
「ふっ…
やめてくれや…おっちゃん!
故郷を出た時から
俺の命はあんたに預けてあ…」
男はボウズの…
みぞおちあたりに強い衝撃を与えた。
「なっ!お…おっちゃ…ん…何故だ?」
『死ぬのは…
老人一人で十分だ!
俺が…命をかけてアイツを倒す!』
「か…格好…つけやがって…!」
あれは銃声だったのか?
乾いた音
そして衝撃。
衝撃…
それは
どこまでも永遠に続き
俺は撃たれたのか?
いや…だったら死んでるはず。
まさか…死んだのか?
その道は
どこまでも白く
いや…待てよ…
死んだことがないから
わからない。
そもそも…
銃で撃たれた記憶もない。
記憶…
時折
闇に消えてしまいそうな
記憶が…ない…
どこからだ?
ジリリリリ…
私の名前…
わからない…
まぁ…
記憶喪失の基本だな。
白い
ただ白い
その道は
ここがどこかも…
わからない…
真っ暗だ…
ジリリリリ…
あるいは
まだ…意識を
取り戻していないのかも…
いや…でも…
こうやって考えてる。
考えるゆえに我あり…か…?
手足の感覚もないし
なにより…実感というものがない。
『生きてる実感』
まいった…
今までもこれといって
生きてる実感なんて
感じたことはない…
ただ
永遠に続く
寂しい道…
そもそも実感ってなんだ?
形があるものなら
触れもするが
『生きてる』って概念を
どうやって実感しろってんだ?
ジリリリリ…
う…なんだか
眠たくなってきた。
白い
ただ白い
寂しい道
それは
どこまでも
寝るか…!
いや…まだ寝てんのか?
どっちでもいい。
何も考えないようにしよう…
ジリリリリ…
やれやれ…
さっきからずっと
目覚ましが鳴っていやがる。
【まけると
わかっていても
たたかわなければ
ならないときがある】
(イモウトヲタノム)
恋人がさらわれた。
男は…彼女を助けるべく
難攻不落といわれている
敵の要塞に向かおうとしていた。
「お前1人じゃ無理だ…
お前も殺されっちまう!」
『じゃあ
あいつを見殺しに
しろって言うのかっ?』
「行かせてやれっ!」
「あ、アニキ!
だけどこいつ…
無茶ばかりして
死んじまうかも知れない!」
「男にはな…
負けるとわかっていても
戦わなければならない時が
あるんだよ!
…さっさといけ!
俺の気が変わらない内になっ!」
【ほうがゆるしても
このおれがゆるさない】
(ネングノオサメドキダナ)
突然恋人を奪われた男。
事件は
組長の手で
握りつぶされてしまった。
『法が許しても…
この俺が許さない!
念仏を唱えろ!
お前の血は何色だ?』
男は
銃を両手に立ち上がる。
『悪いやつらは全部俺が片付ける!』
箱ティッシュを三箱
用意してください!
ノースタントノーギャラ
SFXワイヤーアクション!
怪我人0名!死者続出!
フンバルトブリットモレール原作
映画界の巨匠
ノーミソタランティーノ監督
初監督作品!
近日公開中止!
北方謙三
(ハードボイルド作家)
には…
なれないな(;´Д`)ホキー
【おまけ】
(ハードボイルドじゃ
ないからという理由で…)
《雪山コテージ》
【このなかに
さつじんきがいるかもしれねぇのに
こんなとこにいれっかよ】
(オレハオリル)
雪山のコテージにて
連続殺人事件が発生した!
電話が通じず
吹雪で外に出ることができない。
偶然居合わせた刑事が
外との連絡手段を求め
外に出て帰ってきた。
「駄目だ!
俺たちが乗ってきた車も
パンクさせられてる。
吹雪がやむまで
あまり遠くにいけないようだ…」
「そんな…
まだ…殺人犯が
うろうろしているかも
しれないのに?」
「みんなで…
このロビーにいれば安全です!」
『おいおい!
ふざけるなよ?
この中に
殺人鬼がいるかも
しれねぇってのに…
こんなトコにいれっかよ!
俺は…降りる!
部屋に戻って鍵をしめて寝るぜ!』
10分後…
その男は死んだwww
死亡〓たまこ〓フラグ
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