皆さんお久しぶりです、戸塚です。
進路も決まり、授業もないのでここぞとばかりにタキタの活動に精を出してきました。
なので久々にブログを更新します。
今回の会場は山形庄内の南側、あさひ地区にある道の駅「月山」で、昨年3月に行われた雪祭りの会場になった場所です。
道の駅「月山」にある月山あさひ博物村では毎年期間限定のイベントが行われます。
昨年の『サーベルタイガーと氷河期の生物展』に足を運んだ方も多いのではないでしょうか?
今年もやります!
今年のテーマは・・・『恐竜』です!!
恐竜というと男なら一度は憧れ、図鑑を眺めたことがあるのではないかと思います。
2012年8月5日~10月28日開催『ステゴサウルスとフタバスズキリュウ発掘物語』の展示を手伝ってきました。
自分は7月18・29・30の3日間、29日には2年生の小原と益子も参加してきました。
手伝ったといってもなにぶん素人なもので、恐竜の知識がないものですから多少補足説明を書きます。
まず今回のタイトルにあるステゴサウルスとフタバスズキリュウ、どっちも恐竜だと思っていたのですが恐竜というのは「地表に生息する4足(一部2足)歩行するヤツら」だそうです。
フタバスズキリュウのように水中に生息していたネッシーみたいなヤツらを首長竜といい、プテラノドンのように翼をもち空を飛んでいたヤツらを翼竜といいます。
これがステゴサウルス。恐竜です。
こっちがフタバスズキリュウ。首長竜です。
これがプテラノドン。翼竜です。
恐竜は中生代(約2億5000万~約6500万年前) の生き物です。
当然現在生き残っている個体は無く、化石としてのみ発掘されています。
骨格標本のようなものが土に埋まっていると思うかもしれませんが、実際はばらばらになった骨の形をした石が岩にめり込んでる状態で発見されます。それを発掘し、クリーニングし、1つずつどこの部位の骨かを推測しつつ復元していくのです。
化石の調査は非常に時間と労力をつかう大変な作業なのです。
今回は発掘ではなく借りてきた化石の展示ですからさくさく進むかと思いきや、まだ調査されていない化石も含まれていたためまるで正解の分からないパズルを組み立てるような作業を・・・
ばらばらの骨をみても素人にはさっぱりでしたが、博物館の方々は骨の形で分かっちゃうものなんですね!
さすがプロです!ど素人の自分にも詳しい解説をしていただきありがとうございました!
ブルーシートの上に化石を並べていきます。コレは本物の化石です。
でもブルーシートの上に並べられていてもなんか雰囲気出ませんよね・・・
そこで大活躍したのがコレ!
そう猫砂!
これをまくと
なんかそれっぽく見えますね!
そして完成したのがこちら
左がクリプトクリダス、真ん中がフタバスズキリュウ、右がプレシオサウルス属の未調査の化石です。
美しいですね!これが実際に泳ぎ回っていたのですから、凄いとしか言いようがないです!
その他の化石の一部を紹介します。
恐竜の頭部です。
全長7mもあるステゴサウルスの骨格のレプリカです。
亀や魚の化石もあります。
これだけの化石が山形に集まるのは初めてのことです!今後もまず無いと思います。
図鑑で見るのと実際に見るのとでは印象がまるで違います。
非常に貴重な体験になると思うのでぜひ一度来場してみてはいかがでしょうか?
上野の国立科学博物館まで行くよりも安いですし、チャンスですよ!お父さん!
最後になりましたが、職員、博物館の方々非常に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
本物の化石をアロンアルファで修復するなんて二度と出来ない経験です。
出来ることは何でもやりますので、今後もよろしくお願いします!
by戸塚
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