だから、なんだ❓
いや、なんでもない
昨日は、月曜日だった
そう言えば、昔は
月曜日は、なんだか
凄く、鬱陶しかったな
昨日迄が、休みで
その日からが、仕事
会社と、仕事
その頸木から
解き放たれていたのに
また、その頸木に
繋がれていた
だから、月曜日は
気分は、灰色
灰色の日
それも、ちょっと
どす黒い灰色
それで、翌日が
火曜日だけど
普通に、仕事
仕事している日だから
気分は、灰色のまま
でも、ちょっと
その灰色は
月曜日よりは
少し、薄い
そんな気もする
それは、多分
その日も、変わらず
働いては、いるけど
休みの週末までは
働く日が、一日
減ったからなのかも
そうなのかも、知れない
でも、やっぱり
翌日は、仕事だから
その頸木に、囚われている
そんな思いは
あんまり、変わらない
だから、やっぱり
気分は、灰色
灰色なことは、灰色
彩色が、無くて
ただ、無味乾燥な
灰色、どんより
そして、そんな日は
どんよりで、毎日で
ただ、金曜日には
多分、ふと
なんかの拍子に
気分の灰色が
色づき始めている
そんな気が、し始めると
仕事に、追われながらも
気分の灰色の
どんよりは、どんどん
晴れていく、その向こう
気分は、鮮やかに
色づきを、増して
仕事終わりになると
極彩色の気分と
頸木から、解き放たれた
身体と思い
思いっ切り
同僚と弾ける
でなければ
家に、帰れば
妻や子どもたち
いぬたちもいる
誰彼となく
纏わりつかれるけど
それは、頸木ではなくて
自分が、ただ
身を任せていれば
ゆらゆらと、温もりに
浸っているだけで良い
そんな時の気分は
そうだな
淡くて、優しい
暖色に、滲んで
沁み入るような癒しに
浸されていた
そうだな
そんな時も、あった…
でも、今の今日には
この火曜日には
色がない
月曜日でも、金曜日でも
土曜日でも、日曜日でも
との曜日でも、良い
そんな色のない、ぞんな日だ
でも、頸木はなくて
囚われてもいないから
気分は、灰色じゃない
どんよりも、していない
だけど、気分には
何の色もなくて
なんか、すべて
多分、空っぽだ…