まったくね
勝手だよね
おまえが、会社の先輩に
「○○ちゃん、家を建てたら
今度は、わんこだよっ❣️」
と、言われた時
わんこには、ちょっと
トラウマが、あって
だからこそ、貰うなら
わんこと、その気になった
すっかり、その気になった
でも、家で話したら
「無理よ、子どもたち
まだ,小さいんだから」
まったくね
いかにも、貰いそうだったから
会社で、先輩には
憮然とされるしさ
あれから、まだ
そんな経ってないよ
子どもたちは、小さいまま
手間しか、掛からない
なのに、貰って良いかな❓
いや、家にいるのは
おまえじゃないから
別に良いんだけどさ
子どもたちにも
ちゃんと、世話させろよ
休みの日になったら
おとうさん、お願い❣️
それは、ない🙅♂️
今度は、そっちが言い出した
だから、そっちが主導だね
まあ、仕方がない🤨
ただ、そうなると
関係ないから、のつもりが
直ぐその気
子どもの頃のあの子以来
こっそり、わくどき
バレないようにね
そして、次の休みの日
もう、ホームセンターに
子どもたちを連れて
買い物に行ってしまった
まあ、こっちの話が
断られたから、と言って
意地になる話でもない
うちの子に迎えるとなれば
あれや、これや、と
まあ、色々思いつく
そして、とうとう当日
疲れ切った身体
夜中の電車
座席に深く沈み込んでいた
でも、かなり
わくどきだよな
どんな子だろうか
わんこなんて
本当に、近寄らなかった
子どもの頃のあの子以来
あの子以来だからね
もちろん、嫌いな訳じゃない
今度こそだな
今のおまえなら
守ってやれるだろう
電車は、街中を抜けて
やがて、田舎を走る
終点近く、まばらな乗客
さあ、着いた
チャリだったか、歩きだったか
バスかも知れない
夜の我が家には
明るい灯がある
さあ、どんな子だ❓😍
帰り掛けに電話はした
しろかくろか。だったけど
しろい子しか
残ってなかったらしいただ
おかあさんは
犬種と無縁な雑種
小型の中型犬だと言う
だから、大きくならない、と
ただ、おとうさんは
分からないみたい
分からないみたい
そのお宅のご近所で
夜、犬を放すうちがあって
多分、そこの犬だろうとのこと
大型犬らしいけど🙄
まあ、それは良い
最後の角を曲がって
さあ、ご対面だ
もう直ぐ、我が家
もう頭の中は
知らない子犬がいる
あたまはいっぱいだ