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日記、日々の想い 

暗がりは、おまえの中

子どもの頃には
怖くて仕方がなかった
真夜中、真っ暗闇
ひとりでは、トイレに行けない
そんな感じだった
やがて、思春期に
ふと、気づくと
おまえは、何故か
暗闇が、怖くなかった
どうして何だろう
そうだ、おまえの
このいる場所が
暗闇だと知ったから
おまえは、いつの間にか
暗闇に佇んでいて
明るい方を覗いていた
何もかも、あからさま
あけすけな、明るい方
そして、それは
恐かった
ひとは、みんな剥き出し
物も、みんな剥き出し
覗きながら
押し潰されそうな
そんな気持ち
恐かった
そして、おまえのいる
この闇
怖くなかった
何がいるか、分からないけど
分からないなら
押し潰されない
いつの間にか、そんな風
気づいていた、おまえ
明るい方を
覗いていた視線は
いつの間にか
暗がりを漂う
暗がりと同化する
おまえ
いや、違う
おまえは、元々
ずっと、暗がり
佇んでいた
おまえ…

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