どもども
今週の日経ビジネスの記事で、
「働きがいのある会社」ランキングというものがありました。
記事では、
「働きがい」の定義を、
仕事への誇り、
従業員との連帯感、
会社への信頼、
(信頼の中身は、
従業員が経営陣を信頼しているか、
経営陣が従業員を大切な「人」として尊敬しているか、
適切な評価や処遇がされているか、
えこひいきや差別はないか、など)
で判断しているようです。
さてアニメスタジオは、
どうでしょうか?
今回紹介しますのは、
京都アニメーションが発行しています。
「アニメーション制作の手引き~作画編」「同~仕上げ・撮影編」
の紹介です。
(でも、京アニショップでもう販売終了してしまったようですなぜ?)
内容としましては、
いわゆる、アニメを仕事として働くなら、
最低限憶えておいて欲しいといった事が、
事細かに載っています。
私の予想なのですが、
もともとスタッフ教育用の教材として作ったものを、
そのまま販売していたのだと思います。
実際に会社で入社すると支給される、
典型的な教科書そっくりです
ですので、「作画編」の次は、
「演出編」ではなく「仕上げ・撮影編」だった訳です。
(いわゆる新人研修用教科書、演出は新人はできないので…
また演出は数人なため、じかに教えた方が早いです)
その流れだったら、「背景・美術編」とかがあっても…とは思います。
(それこそフルカラーで作らないといけないでしょうし大変なので、ないのだと思います)
また、「仕上げ・撮影編」はTraceMan PaintMan など RETAS!の使い方が載っています。
普通、現場じゃないと使わないソフトです。完全現場向けの本になっています。
こういう本を作り、少なくともスタッフに読ませているわけですので、
人材育成をしっかりやっていると思われます。
(脱線話 他のスタジオのエピソードで、入社して結構たった後に、
タップ割りを教えてもらい、それまでそのやり方を知らなかったので、
かなり感動したといったことがあったのですが、
「作画編」19ページに早速載っています)
経営陣が、スタッフを大事に育てようというのが、
感じられる本ではないでしょうか?
ではでは
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コメントありがとうございます
販売終了は、残念ですよね
再販を祈るのみです
中身は本当に仕上げ・撮影の事しか載ってませんので、
仕上げ・撮影を目指す人以外は、
そんなに必須ではない内容かもしれません。
>110 様
どもども
京アニ好きで、
こんなブログになってしまいました
あのスタジオののんびりした雰囲気が、
好きなのです
また、他のスタジオの話をすると、
エグイ内容の記事になってしまいがちで、
そういうのをなるべく避けている、
というのもあります。
なるべくアニメ讃歌のブログにしたいと、
考えています
ではでは