よろず戯言

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高崎山自然動物園

2017-08-07 01:29:08 | 旅行・まち歩き

休みの日の夕方、息子と行ったファミレス。

テーブルの上にレジャー施設などが載ったチラシが置いてあった。

料理が届くまでの間、そのチラシを手にとって眺めていた。

今年いっぱいで閉園してしまう、北九州市にある遊園地、スペースワールド。

こないだリニューアルしたばかりの、福岡市にある水族館、マリンワールド。

そして、大分市にある野生のサルが無数に居る公園、高崎山自然動物園

チラシには各施設の割引クーポンが付いていた。

そうだ!おサルを観に行こう!!

 

 

ファミレスに置かれていた、高崎山が載っていたチラシ。

 

この日は夏休みに入って最初に息子と会った日。

二連休だったので、遠くへ出かけようと計画していた。

連休初日だったこの日、朝早くに起きて広島へ連れていく予定だった。

呉市にある戦争博物館、大和ミュージアムと、てつのくじら館に行こうと計画していた。

ところがその前日、アル中クソ親父が深夜にベロベロになって帰ってきて、

庭先で大声で暴れ、そのまま台所で大いびきを上げて爆睡。

午前3時過ぎまで自分は眠れず、けっきょく広島行きは消えた。

他に何も計画しておらず、暑いなかダラダラと家で過ごしてしまった日の夕方だった。 

 

一昨年だったか、生まれて命名されたとき抗議が殺到し

英国王室を巻き込んで騒動になった、仔ザルのシャーロットちゃん。

今はもう大きくなってんだろうな。

 

日帰りできて、そこまで遠くなく、充分に楽しめる場所がいい。

大分市内ならば、東九州道を使えば一時間半くらいで行けるだろう。

「高崎山にサルに会いに行こうや!」と言うと、いきもの好きの息子も賛同。

大分市といえば、一度行ってみたいと思っていた水族館、うみたまごもある。

高崎山と近けりゃ、ついでに寄ってもいいんだが・・・。

そんなことを考えながら、届いた料理を食べる。 

息子のみならず、小二の甥っ子と幼稚園年長の姪っ子も連れていくことに。

翌朝9時、妹の家へ甥姪を迎えに行き、いざ高崎山へ向けて出発!

 

 

道に迷った・・・。

インター降りてから、まったく案内看板がないんだもの・・・。

チラシによれば、別府インターから車で25分となっていた。

インター降りれば、ちゃんと案内看板があって、迷わず行けるっしょ。

そう思い、いつものごとく道なぞ調べずに出かけた。

なのに、インター降りてすぐのT字路、案内看板がない!?

とりあえず幹線道路を大分市方面へと走らせる。

城島高原パークやアフリカンサファリ、別府地獄めぐりの案内は随所にあれど、

高崎山の看板をまったく見かけない。

なんでじゃ?

 

立ち寄ったコンビニの店名が・・・帰宅してレシート見て気付いた。

“坊主地獄前店”て・・・。

全国に これ以上にインパクトのある店名のコンビニあるかしら?

沸き立つ泥温泉の気泡を見たてて、“坊主地獄”と名付けられたとか。

 

心配になってコンビニに寄る。

自分の車にはカーナビなんて搭載されていない。

地図を広げて高崎山の位置を確認。

インター降りて逆だったわ!

コンビニを出て、すぐさま引き返す。

ところが、そこからまた迷う。

幹線道路を引き返して直進すると、なんと峠道に・・・。

とりあえずデカい道路に出よう・・・峠道を引き返して別府市の中心部を抜け、

北九州市から続く国道、10号線に出て海沿いの道を大分市に向けて走る。

 

うみたまご

 

 

うみたまごの敷地内や、おさる館との間の広場には高崎山への案内看板があちこちに。

うみたまごへの客が圧倒的で高崎山の方はスルーされがちなのか?

 

すると・・・唐突にそれは現れた。

「うみたまごやん!」

近くにあるならついでに寄りたいな・・と考えていた水族館、うみたまごが見えてきたのだ。

高崎山が第一目的なのでスルーしようとしたら、その手前にサルのイラストが載った建物。

“高崎山おさる館”と書かれた看板が・・・!

えっ!

高崎山ここなん?!

 

 

高崎山おさる館。

高崎山のサルに関する資料展示をメインに、

みやげもの屋、飲食店などが併設された施設。

 

高崎山は山なんだからと、10号線の山側、つまり右側の車線を走っていた。

ところが、うみたまごの手前にある おさる館は、海側である左側にあった。

四車線の一番右を走っていたのを、一気に車線変更して左折。

後続車が少なくてよかった。

この10号線の反対側にある小高い山が高崎山ってことか。

あのチラシには別府インターから車で25分と書かれていたけれど、

なんだかんだで小一時間もかかってしまった。

高崎山クラスの施設なんだから、インターからきちんと案内看板立てといてくれよと。

そういや、うみたまごの案内も見かけなかったぞ。

 

高崎山

 

車を降りて駐車場へと進入。

おさる館の横にあった第一駐車場はいっぱいで、

警備員に、うみたまごの奥にあった第二駐車場へと誘導される。

駐車場を結ぶ連絡道路、片側一車線の狭い道路にも関わらず、

うみたまごのちょうど入口がある付近で停車して、先に妻子を降ろす光景。

たった5~6台だったと思うが、人荷降ろしのために停車して並んでいるので、けっこう長い列に。

 

 

おさる館と高崎山を繋ぐ連絡橋。

 

 

橋の欄干には、おサルのオブジェが。

 

後ろがつかえているのにも関わらず、もっさりとガキや奥さんを降ろす。

トランクルームを開けて、クーラーボックスだの降りたたみチェアだの、

なんかでかい荷物を降ろしている一家も。

後ろがつかえているのに、急ぐわけでもなく申し訳ないという雰囲気でもなく、

悠然とそれをやっているのだから余計に腹が立つ。

「後ろ待っちょうやろうが!どこ止めてんじゃクソがぁ!」

子ども乗せてなかったら、クラクションならして窓開けて怒鳴ってたわ。

けっきょく対向車が途切れるタイミングを見計らって、一気に逆走してそこをやり過ごした。

あんなとこで人荷降ろしするバカ共が悪いのだが、

うみたまご側もあの辺に警備員を配置して、それを防がないかんよな。

 

別府湾。

霞がかっていて対岸が見えない。

 

駐車場を降りて、別府湾を眺めながらおさる館を目指す。

晴れていりゃ対岸には国東半島が見えるのだろうが、

この日は天気が良いにも関わらず、やたら霞んでいて対岸は見えなかった。

うみたまごを通り過ぎると、高崎山おさる館が見えてきた。

かわいらしいサルのイラストが書かれた看板が目立つ。

そのおさる館から、10号線をまたぐように高崎山へと連絡橋が繋がっていた。

息子と甥姪を連れて、その橋を渡る。

 

現在、ふもとに降りてきている群れが確認できる。

 

10号線の歩道におサルの足跡が点々と・・・!

 

橋の上には、現在高崎山に降りてきている群れを表示する看板。

欄干の上には、かわいいおサル銅像もちらほらと。

ゆび指して高崎山へと誘導してくれる。

橋から国道を見降ろすと、歩道にはおサルの足跡が!?

橋を渡りきると、いよいよ高崎山自然動物園の入口だ。

JRの高架(それほど高くない)をくぐると、出迎えの銅像。

少し進むと料金所があり、そこで支払いしていよいよおサル達が居る公園のなかへ――。

 

  

 

高崎山自然動物園。

古くから野生のニホンザルが生息していた、別府湾を望む小高い山。

昭和20年代、人里近くで農作物を食い荒らす高崎山のサルに頭を悩ませた当時の大分市市長。

農作物の被害を減らすためにと、山のふもとにあった寺の敷地にサルを集めて餌付けを開始。

農作物被害軽減を狙うと同時に、サルを観光資源にも利用しようと考え、

エサなど長い試行錯誤を経て、現在に至ったというもの。

餌付けを始めて群れは個体数を増やしてゆき、

学者による研究も盛んになり、その生態は世界でも注目されるようになった。

野生のニホンザルの生息地として日本最大規模となり、

瀬戸内海国立公園に属し、高崎山のサルは天然記念物に指定された。

 

 

 

 

 

 

園内、さまざまな場所に注意書きがあった。

 

そんな高崎山自然公園。

餌付け場所のサルよせ場が公園のメイン場所。

そこへ行くのに、徒歩で行くか、小さなモノレール(愛称:さるっこレール)で行くか選択できる。

小さい子を連れてはいるが、そんな距離があるわけでもないし、

登山道(ってほど大げさでもないが・・・)もしっかりと舗装されているので、

せっかくなので、徒歩でのんびりと登ることにした。

徒歩コースも、最短でサルよせ場へ到着する、“ウサギさんコース”と、

大きく迂回する、“カメさんコース”の二種がある。

山歩きや散策が大好きなので、カメさんコースを選択。

実際には、それほど走行距離に差はないらしい。

 

入場チケット。

 

 

 

入園して1分も経たずに、第一おサルに遭遇。

50mほど先の参道のような場所を、のそのそと歩いていた。

・・・と、よく見ると、その周辺あちこちにおサル達。

草むらで寝っ転がるもの。

道端で毛づくろいするもの。

木の上で眠っているもの。

人を気にせずに目の前を横切っていくもの。

手のひらに乗りそうなくらい、小っちゃな赤ちゃんザルも。

色んなおサルに興奮しながら、その都度立ち留まり、その都度デジカメを構え、

子どもたちと一緒に、ゆっくりと山を登ってゆく。

 

 

 

 

 

おサルたちを楽しみながら、しばらく散策すると、

上の方からなにやら、スピーカーの声が聞こえてくる。

若い女性の声っぽい。

サルたちの説明をしているよう。

ガイドさんが団体客へ案内でもしているのだろうか? 

ほどなくしてお寺とおぼしき建物に到着。

そこでも、あちこちでおサルたちがくつろいでいた。

 

 

 

 

 

そうしてその先には、大勢の観光客が。

とうとう到着した、サルよせ場。 

サルよせ場自体には、一応ロープや柵が張られていて、一般人は中へ入れないようになっている。

だが、おサルたちは出入り自由で、観客の足下を堂々と通るし、

人の足下で堂々とくつろぐし、堂々とおしっこをする。

おしっこには注意。

5歳の姪っ子が地面を指差して大きな声で言う。

「おいちゃんみて!あのおさるさん、しっこ、たれながしちょうばい!」

ちょ・・・田川弁まる出しで、大勢の人のなかで、なんてはしたないことを。

さすがは、わしの姪じゃ・・・。

 

 

初代ボスザル、“ジュピター”の像と写真パネル。

 

さっき橋のとこにはB群ってなってたぞ!?

 

サルよせ場のなかには、黄色いジャンパーを着たおねえさんが居て、

マイクを手に、ずっとアナウンスしている。

さっき下に居たときから聞こえてきたのは、このおねえさんの声だったのだ。

そばに居るおサル達の説明を、観客に聞かせているのだが、

「このおサルさんはNo.12のオスザルで、**くんといってですね~。」

「このおサルさんは婦人部会長をしていて、メスザルのなかで・・。」

「この子はNo.6オスザルで、ふだんは優しいんだけど、新人スタッフに厳しくて・・。」

このひとは群れのサルの個体識別がひと目で判るようだ。

パッと見てよく判るな!

というかNo.12とか紹介されても・・オスの序列も、そこまで細かく解っているのね。

ギレンやドズルを差し置いて、コンスコン紹介されたみたいな。

 

 

 

 

 

サルよせ場では、30分ごとにエサやりが行われる。

おねえさんのアナウンスで、間もなくエサをあげると言われる。

テレビで観たことあるぞ!

リアカーにサツマイモ満載で、それをスタッフが走って引くと、

ぶわーっとおサルたちがリアカーに群がり、サツマイモ争奪戦が始まるんだよな。

子どもたちを前に出して、リアカー出現を今か今かと待っていると・・・。

バケツを片手にアナウンスのおねえさんが、そこらへんに中身をまき始めた。

あれ・・・?

拍子抜けする。

バケツの中身は小麦。

それを拾って頬袋に溜めていくおサルたち。

 

 

 

なんでもサツマイモリアカーは、一日2回のみで、

30分おきのエサやりは、こうやって小麦をまくのだとか。

力のないおサルや、小さな仔ザルたちにもエサが行き渡るようにとのこと。

サツマイモバトルが見れなくてちょっと残念だったが、

もっと残念(というか衝撃)だったのが、若いおねえさんだと思っていた、

アナウンスしていた黄色のジャンパーの女性が、けっこうなおばちゃんだったこと。

さっきからやってる解説で、歴代ボスや20年も前の出来事など克明に説明してくださっていたが、

なるほど、勉強して得た知識なんかではなく、

実際に当時居合わせて、当事者としてしっかりと記憶しているのね。

長いことやっていて、そのうえで得た知識なんだろう。

にしても、声も喋り方もすごくお若いです。

 

 

 

サルよせ場に20分近く居たろうか。

「今日は暑いからか、ボスが姿を見せてくれませんね~。」

なんておば・・いやおねえさんは言っていたが、最後にはボスも登場。

堂々とした貫禄で、観客たちを一瞥し、No.2を横切ってサルよせ場から離れて行った。

ボスとNo.2とは、ボスによる制裁だったり、No.2の下剋上狙いだったりと、

激しい争いがいつ起こるか分からないようで、

おねえさん曰く、こうやって接近したときは、一瞬ヒヤリとするんだそう。

「何事もなくてよかったです~!」

そんなことを言っていた。

 

 

 

さて、ボスも見たし、そろそろ降りるべか。

帰りはせっかくだから、さるっこレールに乗って帰ろう。

子どもたちも喜ぶだろう。

汗だくになってしまったし、乗車賃はひとり100円だし、

別府湾を眺めながら帰るのも悪くはない。

そう思って、サルよせ場を後にする。

途中、5歳の姪っ子が一匹のオスザルを指差して言う。

「おいちゃん、あのおさるさん、でっかい きんたまが、ぶらぶらゆれようばい!」

・・・・・。

わしは、この姪を誇りに思う。

 

 

 

 

名誉ボス、“ベンツ”を称えるパネルも。

 

待合所でさるっこレールを待つ。

数分して登ってきたそれに乗り込む。

平日だったため、そんな客はおらず、

乗車した客は自分らを含めて2組8名のみ。

客車は二台あるので、自分ら貸し切り状態で一車両を独占。

別府湾や高崎山の斜面に生い茂る木々やシダなんかを眺めながら下山。

おサル居ないかな~と目を凝らしたが、さるっこレールからは、おサルは確認できなかった。

 

さるっこレール

 

待合所に展示されていたスタッフ手作りのようなパネル。 

 

 

 

 

さるっこレールの車内にはいくつかのサインが。

大分市出身で同市の観光大使を務める、HKT48の指原莉乃、とうぜんのごとく来園していたのね。

しかしこのサイン、色紙とかじゃなく車体に直にだからね。

 

高崎山でおサルを堪能した。

次はうみたまごだ!

・・・と、その前に時刻は13時を過ぎていた。

昼飯を食べようと、おさる館のなかにあったレストランへ。

自分は豊後名物、だんご汁定食。

息子は大分名物、とり天定食。

甥っ子と姪っ子は、豊後うどん定食を分け合って。

 

 

さるっこレールから見た別府湾。

 

オーダーして気付く。

・・・そういや財布のなかに現金どんだけあったっけ?

慌てて残金を確認してみる。

いち、にい、さん・・・。

よ・・・4,000円しかねえ!

小銭を足しても、5,000円ちょっとだ。

うわぁ、金おろしとくの忘れてた!

ふだんカード決済ばっかだから、現金をあまり財布に入れてない。

こんな施設にATMなんて設置されているわけもなく、

周囲にはコンビニもなく・・・。

レストランはカードが使えない。

うみたまごも、おそらくカードが使えないはず。

 

 

 

昼食を済ませ、すぐにうみたまごのチケット売り場へ。

カードのマークがない!

券売機を見ても、それらしき記載がない!

やっぱり・・・クレジットカードが使えない。

入場料金、大人2,200円。

残金すでに足りず。

うみたまごは諦めた。

食後にアイスクリームやパフェなんかも、子どもらにふるまおうと思っていたが、それもナシに。

 

名誉ボスとなった伝説のボス、ベンツの大きなパネル。

晩年の行方不明騒動~保護~再失踪のときは、しょっちゅう新聞やらニュースになっていたっけ。

  

 

初代ボス、ジュピターの特設コーナー。

骨格標本も展示されていた。

日本(世界でも?)で最初に、“ボスザル”の称号を付けられた個体。

 

 

ニホンザルに関する逸話や民話なども紹介されていた。

それぞれコミカルな模型が展示されていて子どもが楽しめる。

 

おさる館に戻り、高崎山のサルたちの展示資料を見て回る。

これがけっこうなボリュームで、小一時間くらい楽しめた。

みやげもの店で、今日連れて来れなかった、甥姪のさらに下の妹弟へおみやげ。

それと自分の娘にも、おみやげ。

それ買っちゃうと、もう来た本人たちは何も買うことができず、

実家や妹一家、元妻一家にと思っていた、お菓子のおみやげも買うことができず、

そのまま帰路につくことに。

 

キッズコーナーもあり、小さな子どもが自由に遊べる空間も。

 

 

そのキッズコーナーにあった、人生ゲーム・・・ならぬ猿生ゲーム。

姪っ子と遊ぼうと思ったら、コマがねえ!

  

後から判ったんだが、うみたまご、クレジットカードも電子マネーも使えたのだと。

でもまあ、あの時間から水族館入っていたら、帰宅は遅くなっていたし、

その日のうちに、息子を元妻の家へと連れて帰らなきゃいけなかったし、

ゆっくり見て回る時間がなかったかもしれない。

うみたまごへは、日を改めてまた行けばいい。

場所判ったから、今度は道には迷わない。 

 

 

指原莉乃は大人気だな。

ちなみに、彼女が命名した“さしこちゃん”は残念ながら亡くなってしまったとか。

“TNZ”って何の略だよ?

タンザニア?

 

 

至る所で指原莉乃が・・・。

 

いやあ、それにしても高崎山よかった。

すごく小さい頃、叔父叔母に連れられて従兄たちと一緒に行った記憶があるのだけど、

サルを間近で見たって記憶が、あんまり残ってなかったのよね。

ただ印象に残っていたのが、

「ポケットに手を入れていたら襲われる。」と叔母から言い聞かされていたこと。

今回もいたる所に、「食べ物を見せるな」などの注意書きがあったが、

「ポケットに手を入れるな」は見なかったな。

 

娘に買った、抱き合うおサルのぬいぐるみ。

よおく見るとハート型してる。

 

2歳の甥っ子に買った、おさるのバナナ刀。

柄を握ると、プニュプニュ音がする。

渡すとさっそく振りまわしてた。

 

4歳の姪っ子に買った、別府市のご当地キャラクター、“べっぴょん”のハンドタオル。

 

動物園のサル山で鑑賞するのもいいけれど、

高崎山では違ったスタイルで、活き活きとしたおサル達を観察できる。

触れるのはNGだけど、本当に触れられそうなくらいの至近距離で観察できる。

一心不乱に毛づくろいする姿や、

必死に母親にしがみつく赤ちゃんや、

木の梢で心地よさそうに眠る姿など、ありのままのおサルを堪能できる。

 

 

 

「生まれ変わったら、ニホンザルになりたい。」

下山途中、息子がそう言っていた。

確かにサルにゃ、学校も塾も宿題も仕事もなくて、気ままでいいよなあ・・・。

でも、あの群れのなかでの熾烈な上下争い。

あれはヒトには解らぬ、辛さや苦労さがありそうだなあ。

そう考えると、メスだったら少しはラクかもしれんなあ。

  

以下、高崎山のおサルギャラリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろの切り株に立派な“サルノコシカケ”が!

でも・・・おサルさん座らず!

 

 

※現在“ボスザル”という呼称は廃止され、“α(アルファ)オス”と改称されている。

ちなみに“ボスザル”という呼称を使い始めたのは、この高崎山が発祥らしい。

 



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