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よろず戯言

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アボカド

2015-08-01 16:02:00 | グルメ

日本でも もうすっかり馴染みのある食材となった、アボカド。

ビタミンEはじめ栄養豊富で、また脂質を多く含むため、“森のバター”と称される。

エビやマグロ、サーモンなどの刺身の付け合わせに、

サラダやサンドイッチの具材に、用途は幅広い。

 
 

 

原産国のメキシコでは、そのねっとりした果肉を利用して、

そのままペースト状にしてスパイス等と混ぜて、サルサソースにしたり、

パンに直接塗ってバターのようにして食べることが多いとか。

 

1960年代頃に輸入されはじめたようだが、知名度もなく人気もなく、

自分も子どもの頃に食べた覚えはない。

一人暮らしを始め、はじめてアボカドを買って食べてみた。

「まっず!気持ち悪っ!なんだこれ!?」

アボカドというものをよく知らず、単純に果物だと思ってそのまま食べた。

木に生るから、“果実”。

だが、リンゴやミカン、ブドウにモモ、芳醇で甘いフルーツとは大きくかけ離れた食味だった。

 
 

手軽にできて美味いアボカドを使った丼。

魚介類やわさび醤油とよく合うので、海鮮丼のようになる。

右のは とびこはじめ、カリフォルニアロールの具材で作った丼。

 

それもそのはず、アボカドは分類上、果実にされど、

フルーツとして食べるものではなく、野菜として調理摂取する果実。

南国の方は、バナナやパパイヤをフルーツとしてではなく、野菜として調理したりする。

そういうのを知っていれば、アボカドもそういうものなんだと理解できたであろうが、

単純にパパイヤやマンゴー、ドリアンのように、トロピカルフルーツの一種だと思っていたから、

皮をむいて、何もつけずに おもむろにかじり付いたのだった。

 

アボカドの木

山口県宇部市にて。

 
このアボカド初体験した20年ほど前、

大きめのスーパーやデパートで、普通に販売されはじめ、

だんだんと一般的になったけれど、まだまだ知名度も低く調理法も広く知られていなかった。

ファミレスなど飲食店でも、取り扱ったメニューはあまりなく、

寿司店の“カリフォルニアロール”くらいが、アボカドを扱ったメニューだったと思う。

で、この頃は、“アボカド”ではなく、“アボガド”表記が一般的だった。

最近はもうほとんど“アボガド”表記は見かけなくなった。

 

万城食品から販売されている、アボカドサラダ用のドレッシング。

わさび醤油テイストの和風ドレッシングだ。

さすがわさび処・静岡のメーカー。

 
そんなアボカドだが、わりとすぐにリベンジした。

自炊していたので、料理番組とか雑誌の料理研究家のページとか、

いろいろ見たり読んだりしていて、すぐに果実ではなく野菜として扱う食材なんだと判った。

スライスして醤油マヨネーズで食べたり、チーズやベーコンと和えてサラダにしたりと、

簡単なものばかりであるが、アボカドをよく使うようになった。

 

 

シュリンプやレタスなどと一緒に、パンに挟んでも美味い。

右のは、ローソンで販売されていたエビとアボカドのサンドイッチ。

サブウェイとかでも、レギュラーメニューでエビアボカドあるな。

 

 

ここ最近は冒頭でも書いたとおり、アボカドもすっかり一般的になり、

スーパーでも山積みになって売られている。

たまに買って食べているが、最近はエビやサーモンと合わせて丼物にしたり、

トマトや豆腐と混ぜてサラダにしたりして楽しんでいる。

アボカド自体、味は希薄なのだが、独特なコクのある青臭い風味と、

なによりも、ねっとりとしたその食感がクセになる。

 

 

ハウス食品から販売されている、アボカドと豆腐のサラダ専用のトッピングスパイス。

オリーブオイルにこれを混ぜて、ドレッシングを作り、

それを用意した、アボカドと豆腐に絡めるだけという簡単なもの。

なかなか美味い!

 

食材として、アボカドの人気が高まっているからか、

アボカドを扱った関連商品も多く販売されている。

サラダ用のドレッシングから、パスタソースなどの調味料から、

アボカド風味のスナック菓子や豆腐まで!

最近じゃ居酒屋メニューからカラオケボックスのメニューにまで、

このアボカドが浸透してきている。

 
 

S&B食品から販売されている、アボカドのパスタソース。

茹でた麺に和えるだけの簡単ソース。

具は入っていないので、エビやベーコン、たらこなんかを入れるといいかも。

 

 
20年前までは、“アボガド”表記されて販売され、

一般人にゃ、どう調理したらいいのかも判らない、謎の果実だったアボカド。

栄養価が高いので、夏バテ防止にも一役買うのではなかろうか?

他の夏野菜とともに、食材に加えてみるのもいいかもしれない。

まだまだいろんなレシピにチャレンジ試行する余地がたくさんある。

なかなかに魅力的な食材だ。 
 

 

紀文から販売されている、アボカドとうふ。

アボカドの味するかな・・・? 微妙だった。


 

 

グリコから販売されている、おつまみ用スナック菓子、アボカドーザ。

味が濃厚なんだけど、あまりにも塩辛い。

完全に酒呑み専用のスナック菓子だ。

 

右:湖池屋から販売されているトルティアチップス・アボカドクリームチーズ味

左:ジャパンフリトレーから販売されている、トルティーヤチップス・アボカド&チーズ味

こんな名前まで酷似した類似品がスーパーなどで堂々と隣り合わせで販売されている。

さあ、どっちだ?

まーたコイケヤじゃなかろうな?

 
 

 


 



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