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紅はるかのスイートポテトクレープ

2023-11-01 23:29:45 | グルメ

秋のスイーツ記事、連続でさつまいも。

ファミリーマートでみつけた、クレープ。

“紅はるかのスイートポテトクレープ”。

“紅はるか”は、十数年前に九州で作出された さつまいもの品種。

安納芋に匹敵する糖度を誇る。

 

お値段323円!

クレープ屋で売ってるものに比べれば全然安いが、

コンビニスイーツとして見ると、ちょい高めか・・・。

 

クレープは好きだけど、クレープ屋さんの作りたてのものに限る。

これまでそう思っていた。

よくコンビニやスーパーで見かける、出来合いのクレープ、

大概、べちゃっとしていて美味しくない。

 

今回みつけた紅はるかのクレープも、あまり期待しないで買った。

クレープらしく、三角形の容器に入っていた。

よくコンパクトにくるまれて、俵包みにされてラップで売られているものもあるが、

あの形状だけで、もうクレープの味気半減だと思う。

なので、クレープの本来あるべき この形状を維持して売られているだけで、

なんとなくありがたい。

 

 

容器を開けると、ふんわり甘いさつまいもとクレープ生地の香り。

クリームの香りもマッチして たまらない。

クレープ生地からはみ出して見えるのは、クリームと黄色いさつまいも。

紅はるかをスイートポテトにしてペースト状にしているようだ。

そのスイートポテトには、炙ったかのような焦げ目。

これがたまらないシズル感。

 

頭からおもむろにかぶりつく。

うまい!

しっとり生地に甘いスイートポテト。

それに絡む優しいクリーム。

  

炙られて焦げ目の付いたスイートポテトと、それに絡むカラメルソースが絶妙。

 

食べ進めると、味と食感が変わっていく。

二種のクリームのうち、ミルククリームが終わり、

さつまいもクリームのみになって、いっそう さつまいも味が濃厚に。

クレープの中ほどになると、なんだかサクサクしたものを感じだす。

何かスポンジ生地かクッキー生地のようなもの。

 

調べてみたら、“クランブル”なるものらしい。

イギリス発祥のお菓子のトッピング用の焼き菓子だそうで、

食感のアクセントとして用いられるようだ。

なるほど、ひとつ勉強になった。

このクランブルが、すごくいいアクセントになっている。

パフェやアイスに、クッキー生地やスポンジ生地が入っているの、

あまり好きじゃないんだけど、このクランブルはいい!

 

写真じゃ判りにくいが、クリームに混ざってクッキー生地のような、

“クランブル”が練り込まれている。

 

頭から尻尾まで(クレープをたい焼きみたく、こう表現するか解らないけれど)

味と食感が変わりつつ、楽しませてくれる、このクレープ。

ものの数十秒で食べ終えてしまうくらいの大きさだけど、

とびきりのさつまいも感、濃厚な味ですごい満足感が得られる。

食べ終えた後の幸福感も強い。

 

1本350円近い値段だけど、充分にそのくらいの価値はある。

この秋だけで、もう10本以上は買って食べた。

ファミマに寄れば、必ず買う。

ときには二本買いすることも。

売切れているときは がっかりするくらい。

 

11月に入り、もうじき売場も冬の商品に代わるだろう。

このクレープが楽しめるのも、今月中旬あたりまでだろうか。

これは大当たりのスイーツだった。

さつまいも好きにはぜひ食べて欲しい逸品。

 

サツマイモ関連の記事に汎用できるしぐさ、おそなえ2。

 



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