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よろず戯言

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姫路おでん

2012-02-25 01:15:29 | グルメ

B級グルメの祭典、“B-1グランプリ”。

昨年の第6回大会は、兵庫県姫路市で開催され、

観客動員数は延べ51万5千人にも上り、過去最高を記録した。

 

先日、姫路市の実行委員会が、このB-1グランプリ開催に伴う経済効果を発表した。

その額は、なんと40億7,400万円!

姫路市単独でも、16億4,000万円だったと発表した。

なんとも驚きの金額である。

 

これは単にB-1グランプリの売上のみならず、

遠方からの観客や参加者が利用した、ホテルなどの宿泊施設のや交通機関の利用、

またそれに伴う近隣観光スポットや、商業施設への波及効果なども推計したもの。

動員人数だけでも解るが、それだけB-1グランプリの人気が沸騰しているのがうかがえる。 

 

その開催地だった姫路市が、力をいれてPRしているご当地グルメが、“姫路おでん”。

姫路市を中心に、加古川市~たつの市・相生市あたりまで食べられている。

開催地の料理は、投票の対象から外されるので、

昨年はノミネートされず、入賞することはなかったが、

開催地のB級グルメとして、ひときわ注目を浴びて知名度を上げた。

 

その姫路おでん、温めるだけのレトルトタイプのものを、

近所のスーパーで見つけたのさっそく購入してみた。

 

01

牛すじだけ、“すじ肉入り”と強調されている。

秋葉原のおでん缶しかり、やっぱり牛すじは、おでん種として特別な存在なんだろう。

 

姫路市の地元の蒲鉾メーカーが売り出している。

姫路おでんとは、普通の出汁で煮たおでんを、

おろし生姜を溶いた醤油に付けて(もしくは上からかけて)食べるものらしい。

ただ単に、食べ方が一風変わっているというだけのもの。

そう言っちゃうと、静岡おでんもそうなってしまうか・・・。 

 

ちくわ,玉子,大根,こんにゃく,牛すじなど、

おなじみの7品目のおでんの種に、醤油とおろし生姜の小袋が付いていた。

そして、これを湯煎で温めて食べてみた。

 

02

厚揚げがないのが悔やまれる。

さらに欲を言うと、巾着も。

そして、兵庫なら明石のタコの足も入れてくださいと。

 

・・・・・。

微妙。

姫路のひとには悪いけれど。

すごく微妙。

というか・・・美味しくない。

牛すじなんか、相性が悪過ぎる。

醤油も濃いめで、ちょっと合わない。

 

我慢できず、最後に残った大根とちくわは、からしとだし汁で食べた。

ああ・・美味しい!

おでんは、やっぱり、たっぷりのだし汁と“ねりからし”だわ・・・。 

 

ちゃんと美味しいだしで煮込んで、しっかりと染みて味が付いているのに、

なぜそれにまた醤油を付けて味を変えてしまうのか?

本当に、姫路の方には申し訳ないが、自分にはこの食べ方は合わなかった・・・。

 

だが、公式サイトをのぞくと、

どうやら自分の食べ方は若干間違っていたようで、

辛めの醤油は、おでんのだしで割って、濃さを調整するのが正しいようだ。

でもって、おでんもだしから上げて、充分に汁気を切ってから、

生姜醤油につけて(若しくは上からかけて)いただくらしい。

パッケージの裏に調理法など記載されていたが、こんなことひとつも書かれてなかった・・・。

 

うーん・・リベンジしてみようか・・・?

でもたぶん、ふつうにだし汁とねりからしで食べる方が美味しいだろうな・・・と思ったり。  

まだ食べたことはないが、自分にゃ静岡おでんも合わないかもしれんな・・・。

 

  



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