何をしてもすぐ疲れれてしまう程、体力が落ちた。多分年齢のせいと言うより、体を怠けさせたせいだと思う。そもそも体を動かすことが特別好きではないし、暑い、そして寒い中、わざわざ出かけていく気にもならない。出来ることならお家に引きこもっていたいくらいなのに、何故わざわざ疲れることをする?と、こんな調子で過ごしてきた。
近所の人に、スポーツクラブへ行こうと誘われたが、迷いなく断った。またある人から、一緒にジョギングとも言われ、別の人からはケガをしないようにジョギングのメニューを考えてあげるとも。走るのはしんどいよ。元気な友人が多い、まったく。
そんなこんなで今まで来たが、やはりこの辺りが限界か、ちょっと遠出をしたり、いつもと違う種類の外出をするとぐったりするようになった。仕方がないので、少し運動をすることにした。いつもより少しだけ早く起きて、近所を走る。歩く、走るをしながら見回すと、犬の散歩、ランニング、家の前の掃除…思ったよりたくさんの早朝仲間がいるもんだ。新入りの私は、黙ってぺこりとお辞儀して通り過ぎる。
体力をつける目的とは言いつつ、疲れない程度に外をうろつく。疲れるまで走ると、三日坊主になりそう、きっとなる、絶対。なので、気分良く帰れる頃合いが良い。それでも、継続できるか不安だな。走るのが辛かったら、自転車でもいいかとちょっぴり考えている。最終、軽い(ハイキング程の)山登りをして、温泉に浸かって帰る…くらいの楽しみが出来たらいいとぼんやり計画する。ジョギングがてら通りすがりの神社で手を合わせたご利益か、朝からいいことを思いついたと嬉しくなる。体力がついて、一駅歩く、車の代わりに自転車を使うようになれば、その浮いたお金で旅行貯金ができるぞ?地球にやさしく自分に楽しいアイデアだと思う。朝のジョギング(散歩)に目的が出来たので、しばらくは続けられそう。
前にも書いたけれど、体力があれば人生はより楽しめる。逆に体力不足は、本人の気力も削いでしまうので、何を見ても感動できなくなるし、興味が失せてどうでもよくなるのだ。手っ取り早く良き人生を送るには、気力を充実させて頭を空っぽにすることなんじゃないかな→何故空っぽ?それはまたそのうち。