フィギュアスケート 羽生選手おめでとう！ …若手とベテラン

年末の全日本でもジュニア世代の選手の成長はすざましかったけれど
今年に入っても四大陸に出場した女子の今井選手も素晴らしかったし
世界ジュニアへの注目度もかなりアップしてましたね。

ペアの高橋成美＆マーヴィン・トラン組も銀メダルおめでとう！！
日本のペアもようやく世界の舞台で活躍できるんですね。うれしいな！
女子には村上選手が登場（アヤヤに似てますよね～）楽しみです。

ジュニアが伸びてきた一方でシニアでは悲しい動きがありました。
まず、中野選手が引退表明。
そして村主選手は現役続行の意向は示したものの
3月中にスポンサーがみつからなければ引退を迫られるとか。

中野選手は3月の世界選手権までは頑張ってくれると思っていたし
有終の美というか、メダルとって引退して欲しかったなって
ずっと思っていたので故障による欠場も合わせてショックでした。
でも、彼女が魅力的なスケーターであることには変わりないし
これからもフジテレビで顔を見せてくれるのかな？
とにもかくにも、お疲れ様でした！！

一方の村主選手は長く応援してきた大好きな選手だけに
スポンサーが一刻も早く決まって欲しいと祈るばかり。

実力はもちろん、気力・体力、そしてお金…
トップ選手でい続けるには必要なんですね。現実はやはり厳しい…

そうそう。羽生選手の快挙に刺激されて（？）
録画していたオリンピックの男子シングルをまた見てしまいました。
で、同じように高橋選手の演技に涙してしまったんだけど（笑）
（フリー順位はカナダ・チャン選手に負けていることに気付き疑問を覚えたけど）

こうして少し時間がたって冷静に見ても
やはりフィギュアの採点方法に疑問を覚えずにはいられません。

というのも、女子金メダルのキム選手のスコア、
男子で8位に入賞した小塚選手と大差ないんですね。
特にフリーは1点台の差。
男子と女子で比べてはいけないのかもしれないけれど…

まず、競技時間は男子のほうが長いんですよね。
しかも、小塚選手は4回転も跳んでるし
3回転半（トリプルアクセル）は後半の単発こそ転倒したけど
コンビネーションはキレイに決めてます。しかもセカンドジャンプは3回転。

女子のキム選手は3回転-3回転のコンビネーションは跳んでいますが
4回転はもちろん3回転半も跳んでいません。

一方で2位になった浅田選手は3回転半は単発もコンビも成功しています。
なのに金と銀に大差がついてしまったその原因は…
一つ一つの技の完成度、つまり圧倒的な加点でした。

大技より技の精度を重視する採点方法…
バンクーバーでは男女共に金メダルを獲得した選手は確かに作戦勝ちといえます。
確かに、ライサチェク選手もキム選手もミスのない、素晴らしい納得の演技でした。

それでも、何だかモヤモヤするのは…
私が日本人で日本選手びいきだからでしょうか（苦笑）
う～ん…スポーツと芸術性の両面を持つ採点競技ってホント難しいですね。
だからこその魅力なのでしょうけれど。

長くなりました。
さて、ジュニアの次はシニアの世界選手権（トリノ）も控えてますよ！！
男女共に楽しみ！テレビにかじりついて応援します！！！