MinGWで作成したDLLファイルについて,調べていると依存関係に必ずmsvcrt.dllが出てきてしまって困っていたが,
どうも回避する方法があるらしい.
参考:
MinGW GCCでlibcとしてmsvcrt.dll以外を使うまとめ
mingw-runtimeに含まれる(標準でインストールされる).
この時点で上の記事に記載されていないが,インポートライブラリについてはその後2010など用のライブラリも提供されるようになっているようである.
上の参考記事にあるようにspecファイルを書き換えてしまった方が便利です.
(DLLをC#からDllImportで使用する場合には気にならないが,Visual C++で作成したネイティブアプリからリンクするときに時々問題になる(特に自分で1から作成したプログラムでないlapackやblasなどで問題))
しかし,少し困った事情も付いている.最新のランタイムはmanifestが必須.以下が参考
MinGWとDLLとManifest埋め込み