仕事で行きました。
来年の源氏物語誕生一千年にちなんだ催しも始まっています。
新緑が素晴らしいのと空気がひんやりとおいしく、暫くのんびりとしたい気分でしたが、二十分ばかりの滞在でとんぼがえり、先週に続き今週も昼抜きです。
お腹へったよぉ~!さぁ~て、ビール買いに行こう!
今夜は飲まないつもりが…
京都市内のあるお家の玄関です。
表札の名前からも・・・歴史を感じますが、この壁を見て正直感激しました。
「木と紙の文化」の日本でありながら、「木も見ず、山も見ず」の現代、「リサイクルとエコ生活」などと言葉だけが踊り、町はごみの山。
リサイクルがアートにまで進化し、それが芸術家のヒトリヨガリの現実離れしたオブジェになっていないところが凄いでしょ。
これが日本人の感性だ。
水曜のお昼は、ほとんど「やっこ」さんでいただきます。
今日は、冷麺をいただきました。
夏はこれですね! チャーシュー・錦糸卵・きゅうり・わかめ・紅しょうが、彩りもきれい。
ざる蕎麦も捨てがたいのですが・・・具のバランスでつい冷麺になります。
しかし、ざる蕎麦が本当にうまいのは「冬」と言うのを知っていますか?
湯がきたての麺を冷水で揉むようにして洗い、ぬめりを取ってこしを締める。
それには、手の切れるような冷たい水がいいのです。
現代のように製氷機でいつでも冷水ができなかった時代、冬の冷たい水が蕎麦を引き締めたのです。
冷麺は「夏」 ざる蕎麦は「冬」
僕は、一年中ざる蕎麦を食べますが、冷麺は季節商品です、冷麺好きな人はさびしい時期があるんですね。
京都市山科区の「西野山古墳」が・・・どうやら坂上田村麻呂の墓らしいと発表されました。
田村麻呂といえば、アテルイとモレの話しが僕の心に響きます。
将軍塚・清水寺(写真は清水寺の顕彰碑です)は、それらの関連史跡として有名ですが、山科の「西野山古墳」はもっとも直接的な史跡かもしれませんね。
さて、田村麻呂の願いもむなしく処刑されたアテルイ、処刑は「河内の国」というだけで正確な場所はわかっていません。三つの地名が伝えられていますがそれが現在のどこなのかわかりません。
くずはの隣、牧野の坂公園に「アテルイの首塚」と呼ばれている古い塚があります。
岩手県奥州市(旧、水沢市)には顕彰碑が建てられています、2004年、当時の水沢市長や市会議長などが牧野を訪れ、ここの土をもって帰り地元の慰霊碑に埋められました。
今、枚方市と奥州市は地域間の交流をアテルイから始めています。
悲しい歴史が、正しく理解されその意味を生かそうとするまでに1200年以上の時間が必要なのでしょうか。
アテルイとモレ、そして、武将坂上田村麻呂、「権力者とネイティブ」という単純な構図ではなく、人間の「愚かさと優しさ」を土台にもって、未来を考える歴史教育が欲しいですね。
甘海老
堪能しました
このパックで投げ売りの200円!
味は正直です。素直です。
ところが、人間は…わかりません。
「人間曰わく不可解」故人の名言です。
あなたは何を、どう考えているのでしょう。
一度だけが、一生を決める傷になることもあります。
死んだ男の繰り言
復活の為の儀式は、酔うこと、全てを棄てる為の儀式が僕を責め苛む。
世界がすでに終わっているのが認められない愚か者の宴、惨めな宴のご馳走は、思い出のフルコース。
200円の甘海老は定価の味わいを…僕に楽しませてくれました。
味に隠し事はありません。
洗濯物を届ける、洗濯物を持って帰る
他人から見ての形を極端に言えば、それだけの「繋がり」です・・・物理的にはね。
母と僕。
今夜も、腹ペコで母を訪ねました。
母はTVを見ていました、部屋にTVはありません。
ロビーのような所です。
この時間、施設にいる人たちは、篩(ふるい)にかけられる時間です。
(失礼!施設の人やシステムに問題があるわけではありません)
ほとんど「自分」が・・・(辛い、言葉ですが)・・分かっていないように見える人たちは、職員の方たちが部屋のベッドに連れて行きます。
母は、ロビーでTVを見て笑っていました。
僕が一緒に並んで見る様になってから、笑い声が軽やかになった・・と思うのは・・・僕の身勝手な感想でしょうか。
何度かお会いしたお見舞いに来ている人が、「お二人の写真を撮りましょう」と言ってくださいました。
人と人の「関係」って・・・これだな!・・と、嬉しくなりました。
でも、この写真を見て・・・辛くなりました・・・
僕が、 笑っていません!