2012/08/26 第17回神奈川県サッカー選手権2次トーナメント決勝戦 14:00KO(45分ハーフ) 会場:ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:2,000人(公式発表) | ||||
Y.S.C.C. | 1 | 0-0 | 0 | 横浜猛蹴 |
1-0 | ||||
得点者 13小澤 光 | 時間 79分 | 得点者 |
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Y.S.C.C.スタメン 4-2-3-1
6松田康祐
9青田翔 8吉田明生 23須原明康
7平間直道 13小澤光
25西山峻太 4服部大樹 3白井脩平 2渡邉三城
30高橋拓也
Y.S.C.C.サブ
GK16森嶋勇斗
DF17片根健児
DF14後藤憧
MF19渡部学
MF21斎藤紀臣
FW24井上和馬
FW31伊藤和基
Y.S.C.C. 選手交代
60分 9青田翔 → 24井上和馬
90分 23須原明康 → 31伊藤和基
90+2分 7平間直道 → 21斎藤紀臣
Y.S.C.C. 警告・退場
なし
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横浜猛蹴
第17回神奈川県サッカー選手権2次T決勝戦
vs Y.S.C.C.
第17回神奈川県サッカー選手権2次T決勝戦
vs Y.S.C.C.
26 関口一海 | 23 米山雄斗 | ||
24 三瀬颯太 | 18 飯田朋 | ||
7 町田龍 | 10 堀川豪 | ||
21 栗原健次 | 13 永埜和喜 | ||
12 望月悠平 | 37 青野洋 | ||
1 堀史人 |
横浜猛蹴 サブ
GK25新井航
DF14山本晃司
DF15松岡宏樹
MF 6斎藤憂希
MF11相澤良介
MF20斎藤直之
FW28鳥毛雄一
横浜猛蹴 選手交代
56分 18飯田朋 → 28鳥毛雄一
65分 23米山雄斗 → 20斎藤直之
80分 24三瀬颯太 → 6斎藤憂希
横浜猛蹴 警告・退場
86分 13永埜和喜(警告・遅延)
*記録は管理人独自のものによる。
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神奈川県サッカー選手権(兼天皇杯神奈川県予選)もついに決勝に。
準決勝でS.C.相模原を倒した横浜猛蹴はこの大会初めての決勝・三ツ沢のピッチに立つことに。
普段、保土ヶ谷などで彼らの姿を見ているせいか、通い慣れてるはずの三ツ沢がこの日はやけに大きく
感じたのは気のせいかなと。
猛蹴側はメインスタンドアウェイ側で陣取り、いつも応援して下さっている皆様方とご挨拶。
この日はスプレー書きの一発幕を作ってくださった方や、他チームのサポーターなのに
手製の猛蹴ゲーフラを寄贈される方が現れたりと、猛蹴のファンがじわじわ増えているのを
改めて実感しました。
試合は気温33.3度、湿度43パーセントの過酷陽気の中でのキックオフ。
暑いなか、三ツ沢には大勢のお客さんが集まっていました。
(公式発表では2,000人となっていたが、実際にはYSのJFL公式戦の平均入場者数(5~600人)
程度だった模様。メインスタンドの様子はlikefulieさんのコチラのエントリーを参照)
前半8分、猛蹴は左サイド・21栗原がボールを奪うとボランチ7町田へパス。
町田はチェックに来たY.S.C.C.(以下YS)選手を反転して交わし左MF24三瀬へ展開。
三瀬は中へ切り込みシュートを放つがボールはゴール左外。
続く9分、YSゴールキックを猛蹴37青野が競り勝ち、こぼれ球をMF10堀川が
素早くチェックして奪うとトップ下26関口が右サイドを走りこんだ23米山へスルーパス。
米山は得意とするPA内で勝負ドリブル&堀川とのワンツー対峙するYS4服部を抜き去りシュート!!
しかしこれはYS・CB3白井のカバーリングによりブロックされる。
立ち上がりは猛蹴の得意とするプレーで好機を掴む悪くない流れ。
10分、お次はYSの展開。左サイドでショートパスにより展開するとバイタル中央で
23須原がフリーでドリブルで持ち込む。左右両方パスの選択肢があった須原は右に走りこむ
6松田へパス。松田は落ち着いてGK股下を狙うシュートを放ったが猛蹴GK1堀が
股下のシュートに良く反応しナイスセービングで防ぐ。
24分、猛蹴は自陣でボールを奪うと深い位置から23米山が中央をドリブルで持ち込み
裏を抜ける24三瀬へスルーパス。しかしこのパスはYS2渡邉の読みによりカットされCKへ。
27分、YSはスローインから中盤でノーマークだった23須原がダイレで素早く左サイドを
駆け抜けた9青田へパスを送る。早いテンポの展開に猛蹴のマークは付いて行けず青田は右足アウトで
ゴール右隅にシュートを放ち猛蹴GK堀のセーブも届かない良いコースだったがボールは枠外へ。
フリーで詰めていた6松田も後一歩で詰め切れなかった。猛蹴にとっては決定的なピンチだったので
何とか難を逃れる格好に。
前半は両者スコアレスで折り返し。猛蹴は前半ディフェンシブに戦いながらカウンター発動時に
自分達の良さ(裏狙いやゴール前での勝負)を見せつつも後半勝負に持ち込める
ここまでは想定どおりのゲームプランだった。
後半開始間際、猛蹴の選手スタッフ共に良い表情。
格上相手でも何時ものように十分にサッカーを楽しんでいる様子。
後半になってもボールキープするYS、集中した守りからカウンターを狙う猛蹴の構図は変わらず。
51分、YSは左サイドで6松田がドリブルで持ち込み中央8吉田へパス。これは猛蹴DFが2枚
対応してクリアするが、クリアのボールが短くこぼれ球をYS7平間がミドルシュート!
これは猛蹴GK1堀ががっちりセーブ。
続く52分、YSは左サイドから9青田が逆サイドへ素早くサイドチェンジのパス。
追いついた23須原が折り返し、オーバーラップから飛び込んで来た2渡邉がゴール前へ
高速クロス。これを6松田がニアで合わせようとするが猛蹴37青野がかろうじてクリア。
YSらしい素早い展開で猛蹴を翻弄する。
56分、猛蹴は18飯田からエース・28鳥毛に交代。
鳥毛の背番号はやはり手書き背番号。何でもユニを無くしてしまい背番号を
自分で書いて縫い付けたのだとか。(「天皇杯への道」で注釈あり)
彼がピッチに現れると三ツ沢スタンドからは大きなどよめきが。YS側の観客も地域リーグ時代から
鳥毛の活躍はよく見ているため彼の登場に危機感を強める。関東・神奈川のローカルフットボール界で
ここまで観客をどよめかせる選手は本当に凄いことだと感じる。
もちろん手書き背番号に反応するお客さんもある程度いたと思うけど(笑)
59分、猛蹴の右サイドからのFKのチャンス。鳥毛のグラウンダーのパスとなるFKを受けた
26関口は中央の10堀川へ展開。堀川はPA内中央にマークを振り切り走りこむ23米山へ
絶妙な浮き球パス。(13永埜も被るように走りこんでいた)
パスを受けた米山は右足での絶妙トラップから浮かせたボールを左足でダイレクトのボレーシュート!!
これはカバーに飛び込むYS3白井のワンタッチによるクリアで阻まれたがこぼれ球を7町田が
拾ったのだがタッチが1つ多かったのでボールが流れ、YS・GKのセービングにもあってボールはゴール左へ。
63分、猛蹴は左サイドからのスローインからの繋ぎはYSがクリア。しかしこのクリアは短く
このボールを7町田が奪って26関口が粘って中央の鳥毛に預ける。
鳥毛は細かいステップによる素晴らしいドリブル突破でYS3白井を抜き去りふわりと浮き球クロス!
このボールを23米山がGKの至近距離から右足ダイレでシュートを放つがGK30高橋が左足1本で
スーパーセーブ!JFLのDFが2人がかりで捕まえようとしてもヒラリヒラリと交わす
鳥毛のステップとクロス、そして米山のシュートと鳥肌が立つほど興奮するプレーだったが、
実に本当に惜しいプレーだった。
その後はYSの運動量が上回る場面が多くなり猛蹴は防戦一方になってくる。
猛蹴は米山に代えて斎藤直を投入。打開策を打ってくるが流れは変わらず。
71分、73分とサイドからのクロスをヘッドで合わされるが枠外に逃れるもペースは完全にYS側に。
75分、YSは左サイドへの展開から交代出場の24井上がドリブルで持ち込み、後方から上がってきた
25西山にパス。西山が中央へクロスを上げると8吉田がバイシクルで合わせるがバーの上。
79分、YSは再び25西山が中央へクロス。このボールをYS13小澤がボレーで合わせようと
するところを猛蹴12望月が左足を投げ出してカット。しかし、こぼれ球をYS6松田が右足で
チョンと猛蹴DFラインギリギリ前方に落とした瞬間、猛蹴DF陣は一瞬エアポケットに
入ったかのように寄せが遅れてしまい、このボールに反応したYS13小澤が降り向き様の
ボレーを猛蹴ゴールに蹴りこみ、ボールはゴール右隅に吸い込まれていく。
1-0。猛蹴の一瞬の隙を突いたY.S.C.C.が待望の先制点をゲット。
1点リードを許し同点としたい猛蹴は80分に24三瀬に代わって6斎藤憂を投入。
85分、右サイドから20斎藤直のクロスはGKのパンチングに合うもこぼれ球を
6斎藤憂が粘って奪い返すと21栗原~26関口のスルーで相手を欺き10堀川がダイレクトで
裏を抜け出した28鳥毛へスルーパス。鳥毛はGKと1対1になったがスルーパスが
少し強すぎてGKの後方へ転がったがゴールラインギリギリで戻ったGKガッチリキャッチ。
横浜猛蹴のチャンスはここまで。試合は1-0でY.S.C.C.が勝利し
神奈川県サッカー選手権を見事連覇達成。天皇杯出場権を手にすることとなりました。
猛蹴は2カテゴリー上のJFLチーム相手にあと一歩という所まで善戦したが、YSさんはやはり1枚も2枚も
格上でしたね。Y.S.C.C.の選手、スタッフ、ファミリーの皆さん、神奈川県サッカー選手権連覇おめでとうございます。
試合後はYSサポさんから猛蹴コールを戴いたので、お互いエール交換で健闘を称え合いました。
猛蹴の皆も後一歩だったけど、本当によく頑張れたと思います。お疲れ様でした。
その後、天皇杯本大会に出場したY.S.C.C.は1回戦(9月2日)の青森代表ヴァンラーレ八戸を2-0で下し
2回戦に進出し再びこの三ツ沢に帰還。2回戦(9月8日)ではJ1・横浜Fマリノスに4-2で敗れたものの
J1クラブを相手に吉田、辻の2得点と素晴らしいゴールを決めるなど大善戦を演じたのは周知の通り。
まだまだ暑い日が続きますが、こうして2012夏の景色は終わり、季節は秋へ。
中断していたJFL、関東リーグもいよいよ再開です。両チームともリーグ終盤戦に向け頑張ってください。
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