9日は、埼玉県狭山市にある赤坂の森公園まで
埼玉県1部に所属する狭山ラトルズSCと関東2部の横浜猛蹴の交流戦(練習試合)が
あるため、ちょいとばかり遠出の遠征。
赤坂の森の最寄り駅は西武線入曽駅。
新所沢を過ぎたところから、沿線には田園風景が広がり
郊外へ出たのだなーと実感します。
会場には試合開始30分前に到着。
なお、この試合で関東2部・厚木マーカス戦でお会いしたおしあげろ!管理人モソソンさんと久々にご対面。
綺麗な画像では彼の観戦レポート(前編、後編)を見た方が良いので
画像中心がお好みの方はモソソンさんのレポートをご覧ください。
赤坂の森公園については、別エントリーで書かせてもらいますです。
ここで相手のホームチーム・狭山ラトルズSC(以下、ラトルズ)を簡単に紹介します。
ラトルズは1968年(昭和43年)に創立した歴史ある街クラブ。
横須賀シーガルズが1977年(昭和52年)創立ですからシーガルズより歴史があるということになりますね。
ラトルズというチーム名は英語のRATTLE(ラトル→ガラガラ、ガタガタ鳴る、ぺらぺら喋る etc)
創立時のメンバーがとにかく騒々しい方々ばかりだったのでRATTLES(ラトルズ)と命名したのだとか。
創立から長らく狭山市リーグ1部で活動していましたが、00年代に入り埼玉県リーグ3部へ昇格。
それから県1部へ向け戦い続け、昨年県2部2位となり今年度より悲願の県1部で活動となり現在に至ります。
今季の県1部リーグの成績は9チーム中、4勝6敗1分の7位(1部残留)。
(この辺の文章は狭山ラトルズSCさん公式から内容を一部拝借させてもらってます)
なお、このラトルズ監督さんとはツイッターを通じて知り合ったのですが
公式とは思えぬ楽しいつぶやきで一部マニアから人気を得ています(笑)
あ、オイラもツイッターやってますが、どこにあるかはあえて秘密。
そんで交流戦へ。
試合形式は45分×3本。ちゃんと協会から審判団が派遣され本格的なものになっています。
なお、交代は複数回可のもよう。
ラトルズのチームカラーは狭山茶の緑と狭山市の花、ツツジの赤となっていますが
この日は赤のアウェーユニでした。
これは会場の赤坂の森公園が文字通り林に囲まれているため緑のホームカラーだと
森の色と同系色になって見づらくなるため赤色のユニを着用しているのだとか。
ラトルズの集合写真は撮れなかったのですが
その原因はこちら猛蹴のフリーダムな撮影風景に気をとられたため。
なんか1人飛び出してポーズ取っている選手がいますが
そんな彼は関東リーグ2部アシスト王&ベストイレブンの米山選手。
撮影中、本人から「飛び出す3D」とか言ってたけど、飛び出しすぎっす・・・(汗)。
それと会場の赤坂の森公園はローカルフットボールの現場よろしく
座る場所といったらグラウンド周囲の縁石位しかないのですが
ホームのラトルズ監督さんから公園の備品のパイプ椅子を手配してくれました。
ということで椅子3組をオイラが独占する特等席が完成。
ラトルズ監督さん、ありがとうございます!!
1本目
狭山ラトルズSC 2-0 横浜猛蹴
得点者
20分 21虫本(PK)(狭山ラトルズSC)
35分 15田嶋(狭山ラトルズSC)
で、前フリが長くなってしまったけど交流戦1本目。
練習試合なので詳しいフォメや出場選手は書けませんが
両チームとも4-4-2の基本布陣。猛蹴は主力選手の一部
(キャプテン鳥毛選手やCB青野選手等)が今回は欠席。
猛蹴のベンチはこんな感じ。ベンチの配置までフリーダムな猛蹴。
練習試合ならではの光景ですかね。
1本目は猛蹴が立ち上がりから個人能力の高さを生かし圧倒的なポゼッションで
ラトルズゴールに迫るがラトルズも守備で踏ん張り決定機を作れない。
そうこうしている内に猛蹴のボール回しが停滞しミスが増え
20分にカウンターからラトルズがPKをゲット。
これをラトルズ21番虫本選手が落ち着いて決めラトルズが先制。
ラトルズはガツガツ当たってくるわけではなくゴール前では身体を張るけど
猛蹴の出方を見て、隙あらばカウンターを狙ってくる感じ。
格上との対戦では典型的な戦い方ですね。
さらに35分にもラトルズがカウンターから15番田嶋選手がゴール。
田嶋選手のシュートはGKとの1対1で一旦GKにキャッチされるも
そのまま強引に持ち込んで決めたもの。
2-0、ラトルズリードで1本目は終了でした。
なお↓の動画はラトルズの先制点となるPKシーンです。
交流試合 狭山ラトルズSC vs 横浜猛蹴(1)
2本目
狭山ラトルズSC 2-1 横浜猛蹴
得点者
4分 9渋沢弘(横浜猛蹴)
32分 オウンゴール(狭山ラトルズSC)
45分 2日野(狭山ラトルズSC)
1本目ゴールが無かった猛蹴だったけど、2本目は猛蹴9番渋沢弘選手が
ゴール右前から角度の無いところからシュートを決め猛蹴が先制。
2本目も猛蹴がボールを支配する時間が続きますが20番斉藤直選手を中心に
シュートを何度も放つもゴールは生まれず。
この間、ラトルズGKは1本目から当たってましたね。
画像は猛蹴39番金子選手。襟立てマニア必見(!)の猛蹴のフィジカルモンスター。
2本目ということで、猛蹴は2本目半ばからDFラインを一挙に4人交代。
これも練習試合ならではですね。画像には写っていませんがGKも交代でした。
試合の方は終盤に入り、猛蹴のプレースピードに慣れたラトルズが盛り返し
キレのあるサイドアタックで猛蹴を自陣に貼り付けます。
32分には右サイドのクロスを猛蹴選手がオウンゴールで同点に。
終了間際にはラトルズ2番・日野選手が右サイドから豪快なミドルを突き刺し
2-1とラトルズが逆転して2本目は終了。
3本目
狭山ラトルズSC 2-1 横浜猛蹴
得点者
24分 2日野(狭山ラトルズSC)
44分 15田嶋(狭山ラトルズSC)
45分 18飯田(横浜猛蹴)
3本目は猛蹴は守備陣は2本目途中からのメンバー。攻撃陣を控えメンバー中心にし
実質Bチーム編成対応に。
でも試合としてはこの3本目の猛蹴が1番見ていて猛蹴らしい試合をしてたかなと。
それは3本目立ち上がりからの飯田選手の惜しい気持ちの乗ったシュートからでも見ていて分かりました。
特に中盤から積極的に流れを変えようと躍動する選手が目立ち、最後のシュートミスは
多かったけど、戦う気持ちが1番強い内容でした。
1、2本目はどっかり椅子に腰を下ろしてたオイラも力が入り立ち上がる時間が長かったですね。
でも、その間、猛蹴の他のメンバーは体幹ストレッチ。
なんか面白いポーズだったのでパチリ。でもあれ真剣にやったら結構辛そう・・・。
試合はラトルズが24分に21虫本選手のゴール前での強シュートを放ち
GKが弾いたところをラトルズ2日野選手が押し込みラトルズが先制。
43分には猛蹴29川島選手がペナルティエリア内でハンドの反則でこの日2枚目の警告で退場。
ラトルズ波多選手がPKを蹴るも途中交代出場の新加入GK・新井選手がこれをストップ。
動画はコチラ↓↓↓
交流戦 狭山ラトルズSC vs 横浜猛蹴(2)
しかしこのPKストップの直後のリスタートでラトルズ15田嶋選手がゴールを決め2点目。
終了間際のATに猛蹴18飯田選手が意地のゴールを決めるもここでタイムアップの笛。
3本合計6-2で狭山ラトルズSCの勝利となりました。
試合後は両チーム全選手・スタッフが揃い挨拶。
帰りはおしあげろ!管理人さんはラトルズ監督さんと、オイラは猛蹴某選手のクルマに
載せてもらい最寄り駅まで送っていただきました。どうもありがとうございます!
試合を見ながら、練習試合とはいえラトルズは神奈川県1部だと同じレベルなのかなと
思いを巡らせてみたり。格上猛蹴との試合だから守ってカウンター中心だったので
一概には言えないけどイメージ的には平塚SCや初声FCに近いスタイルだったかも。
もっとも今年見た県1部チームが上記2チームとかながわクラブだけなのでこうなって
しまうだけですけどね。(かながわクはFWに長身俊足選手がいるのでラトルズとはまた違う印象)
ということで、今年は猛蹴の関東2部昇格の御祝儀モードで多めの試合数を観戦したけど
とりあえず猛蹴の観戦はこれで打ち止め。
この練習試合で色々と課題も見えたことだろうけど、彼らならきっと自分達で何とか解決していくことかと。
ラトルズさんにとっても上位カテゴリーのチームに勝てたことで今後に向けて自信をつけることが
できたのではないかと思います。
最後に両チームの選手・スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
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