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福富ストラット

「記者ときどき農夫」。広島の山里で子ども向け体験農園づくりにいそしむ、アラフォー新聞記者のブログ。

田んぼ作戦 決行へ

2019-10-20 23:56:30 | 日記
 わが家の隣の田んぼを借りて米作りをしたい、ともくろんでいることを先日ブログで書いた。大雨で稲がすべてぺったんこに倒れてしまっている田んぼだ。
 関係者の農家さんたちやオーナーさんにとにかく懇願したところ、急きょ動きだせることになった。22日の祝日、倒れた稲を鎌で手刈りするのだ。
約500平方メートルの田んぼ。手刈りだからマンパワーが命となる。話がバタバタ急展開したので、バイトが辞めたそば屋並みにヘルプを「急募」した。
 地元や広島から手助けに来てくれそうな人は、生粋の素人。なにより隊員がきっぱりとド素人だ。人海戦術あるのみ。指導役の農家さんたちと相談の結果、刈った稲は天日干しすることにした。そのための土台づくりも当日、みんなでする。
「ちょっと、資材を見とこう」と農家さんの一人がお試しで作ってくれたミニ土台がかわいい! ド素人の分際をあっさりと忘れ、もうすっかり刈り終えた気分に浸った。
 手刈り会の旨を地元の知人に伝えると、「え、あの田んぼ!? 思ってる以上に大変よ~」「知らないがゆえの無謀なチャレンジだね。むふふ」とほくそ笑まれた。ひぃ。
でも、NHK教育テレビ「いってみよう、やってみよう」で育った隊員。とりあえず走り出すクセは、アラフォーになっても治らない(今で言う「特別支援教育」の番組とは当時、知らなかった)。
天気、崩れないでね。

イモコン惜敗

2019-10-20 07:07:38 | 日記
 数年来通っている広島市内でのイモ掘り&稲刈りイベントに赴いた。今回は下の息子と姪っ子を連れての3人での参加。5月に植えた鳴門金時と稲を、ひたすら掘って刈った。
 息子たちのお楽しみは「イモ掘りコンテスト」。掘り当てたでっかいサツマイモの重さを競うだけだが、子どもたちのモチベーションをマックスに高めてくれる。毎年、「これ、ぜったい入賞じゃろ!」と鼻息荒く畑からイモを掲げてコンテストに臨むが、惨敗を繰り返してきた。
 ことしは、息子が巨大サツマイモをゲット!(まぁ、係員の地元のおっさんから「ぼく、これ持ってけ! 入賞じゃ」ともらったのだけど)。目方を量ると、1440グラム。かなりでかい。3人でだいぶ期待してコンテストに臨んだ。結果、40グラム差で5位までの入賞に届かず! ちなみに、優勝は2500グラムのバケモノイモだった。何人分のイモ天ぷらになるんだろうか。
 地元おっさんに聞くと、イモは苗のツルを垂直方向に植えるやり方と、水平方向に植えるやり方があり、「縦植え」はイモの数は少ないが1個1個が大きく育つのだという。へえー。
 息子も姪っ子もドでかいイモ&山分けのイモに大満足。稲刈りも、キャッキャと楽しそうに鎌を振るったり、天日で干す「はぜ掛け」の台に見よう見まねで稲穂を掛けたりしていた。
 この地元グループのイベント。毎年、やることはシンプルだけど楽しい。アフリカ音楽や伝統芸能が披露されるときもあり、焼き芋と新米おにぎりもたっぷりと味わわせてもらえる。田畑のイベント、いいね!