家族と介護のひととき♪

我が家は4人と1匹の5人家族です。
家族と過ごす毎日を想い出に残せたら嬉しいです。

夫様とのお別れの本当の最期・・・

2013-07-31 | 希望
2012年冬 大好きな夫様へ・・・


去る5月24日、夫様は肺炎のため、急逝いたしました。享年49歳でございました。

去る5月14日はいつもと変わらずとても元気な夫様で、夕方に我が家のお風呂での入浴を訪問看護師と訪問リハビリ師に気持ちよく入れて頂きました。
夕飯もしっかり美味しそうに食べていて、気持ちよさそうに寝ついた夫様でした。
その日の夕飯は美味しいパンとお手製の野菜スープで、なぜか乾物を入れたいつもとちがった一味のある野菜スープでした。
野菜嫌いの息子は珍しくこれは美味しい!となっなんとお鍋に残っている野菜スープを全部食べてしまったのです。

いつも夫様の腕枕で寝る私ですが、寝相の悪い私は夫様の腕から転げることはいつものごとくでした。
必ず低血圧の私は夫様にたたき起こされるのが日課なのですが、なかなか起きれないので結婚当時はいつも起こしてもらっていました。

去る5月15日の早朝に私の隣で寝ている夫様が動く気配を感じ、目を覚ますと夫様は気を失っているようでした。
一瞬私は焦り、カテーテルを確認したのですが、きちんと尿は出ていたのですが血尿に近い色でした。
これはいつもと違う様子なので、急いで夫様を車椅子に乗せて様子を見ていましたら、夫様が2回ほどうつむいたまま私に微笑んでくれたのです。
意識があると思い、呼びかけながらお薬を水で飲ませようとしましたら、飲まないのでこれは!と思い急いで病院へ連絡し、救急車を呼びました。
その時の夫様はとても気持ちよさそうに眠っているかのように呼吸をしておりました。

きっとその時に夫様が微笑んでくれたのは私への最期のお別れの挨拶かのように今も感じております・・・