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タカギバレエの世界へ

故高木俊徳先生のバレエレッスンの面白さを9年間のレッスン記録から振り返ります。大人になってもバレエを続ける人に伝えたい!

シェネは上半身で押していく

2019-09-08 07:50:21 | 日記
2015年6月9日
「シェネの重心は前へ前へともっていく。上半身を前倒ししてスピンさせていく感じ。
ガムテープが転がりながら前に進むように、上半身で押していく。」

シェネで進むときに、まずはアームスで勢いをつけた後、
脚の動きと力だけで、前に進もうとしている人を見かける。
そうなると、上半身はただ脚の上に乗っている重い塊のようになってしまい、
腕で勢いをつけても途中で回りきれなくなってしまう。

むしろ、脚は上半身の動きに自然についてくるものと考えてみれば、
スルスルと回転していける。
ガムテープの回転方向とシェネのスピンの回転方向は違うので、
イメージしづらいかもしれないが、ここで言いたいのは、
背中を押されていくイメージでシェネをやるとうまくいくということ。

この時に、脚が回っていく上半身に自然についてくるためには、
腰が引けていると、上半身だけがねじれて進んでしまい、うまくいかない。
骨盤を張って、しっかり脚を付け根から開き、みぞおちから下がまっすぐに床につく
コンパスの脚のような状態になっていれば、
上半身を軽くねじりながら押すだけでくるくると回転することができる。





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