東京都知事が代わったと思ったら

　　東京都知事が小池さんに代わったと思ったら、湧き出てきたのが”豊洲問題”。
11月に築地市場から移転予定だったのに、小池新都知事知事は延期の指示。
　元々移転に反対している人たちにとってはいいニュースだったでしょうが、移転推進派にとっては寝耳に水。当初は大騒ぎでした。
　ところが、汚染土壌を取り去り、その上には盛り土をして、汚染土の影響は解決していたはずが、建物の下は盛り土なしの空洞のあることが明らかに。更にその空洞には地下水とみられる水が溜まっており、大変な問題に発展。
　その後は、推進派は静かになったようですが、今度はその責任が不明。
　当時の最高責任者は石原慎太郎都知事。空洞がある発注書には、ちゃんと東京都知事の署名・捺印があるから責任を逃れることはできないはずなのに、責任逃れをするばかり。
　「私も騙されていた」
　「東京都庁は伏魔殿」
　と開き直っていましたが、事が明らかになるに連れて、言い訳のトーンは小さくなってきたものの、相変わらず自分には責任はないとでも言わんばかりの態度。
　以降の歴代の都知事も同様なので、こんな人を選んだ東京都民は呆れていることでしょう。
　でもいったい誰の懐が潤ったのでしょう・・・・。