今日は、「世界の名著・第25巻」を手でノートに書き写す。スピノザの「エチカ」という作品である。内容が難しい。
それにしても、先日読んだ吉本隆明「共同幻想論」は不思議な作品だ。吉本は、柳田國男・フロイト・マルクス・ハイデガー・古事記などを組み合わせて、しかもオリジナルな作品としてしっかりと成立させている。文体も引き締まっており、説得力がある。これを真似するのは不可能だ。だが、学ばねば。
筆写はとにかく時間がかかる勉強法だ。なにしろ、紙にボールペンで手書きである。だから手が疲れる。もっと効率のよい勉強法はないものだろうか。模索中である。
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