2023年10月現在、人口1,000人あたりの医師数が多い国は、ギリシャで6.1人です。続いて、オーストリア5.2人、ポルトガル5.0人、ノルウェー4.7人、リトアニア4.6人、スイス4.3人、ドイツ4.3人、スウェーデン4.1人、デンマーク4.0人、イタリア4.0人となっています。
日本は、人口1,000人あたりの医師数が2.4人であり、OECD加盟国38か国中24位と、比較的少ない方です。
医師の多い国は、人口当たりのGDPが高い傾向があり、医療への投資が進んでいることが考えられます。また、医師を養成する教育機関の数や、医師の給与水準も、医師数の多さに影響していると考えられます。
医師数の多さは、患者が医療を受けやすい環境を整える上で重要です。しかし、医師数の多さだけで、質の高い医療が提供されるとは限りません。医師の質を高めるためにも、医師の教育や研修の充実が求められます。