『節減と削減』

こんにちは。ＴＡＫＡです。
夏季休暇も終え、本日より通常業務の会社も多いことと思います。
中堅幹部は、担当部門が休みボケ状態にならぬよう、部下を引っ張ってゆくマネジメントが重要です。ここが腕の見せ所ですね。

企業の永遠のテーマでもある「経費圧縮策」ですが、当然、個々の企業、業種、業態、規模、環境などにより、推進方法や手法が違ってくると思います。根本的な主旨・方針が、明確になっていなければ、求められる結果も違ってくるので、注意が必要です。

ここで、「経費節減」と「経費削減」が、根本的に事業政策が違うということを考えなければならない。

「節減」とは、『切り詰めて、出費や物の使用量などを減らすこと』であり、
「削減」とは、『かかる費用を削って減らすこと』である。

もう少し、具体的にいうと、節減は、通常なら当たり前に使うものを工夫して、量を少なくしたり、少しでも安い価格で購入できるようにすることです。
削減は、当初より予定されている予算や予定を代替案などで工夫し、減らすことをいう。

よって、一般的には、経費節減は現場レベルでの工夫・アイデアで実現可能なことであり、経費削減は、経営レベルでの予算削減案で可能となることである。

「言葉あそび」ではないが、この言葉の使い分けが、重要である。