根っこは同じなのだろう。

大阪で育児放棄の果てに、
子供を死なせた事件がありましたね。
この手の事件を聞くと本当にブルーになります。

私は幸い自分の子をかわいいと思いましたが、
自分自身は親との関係をうまく築けませんでした。
淋しい思いをした記憶はずっと残ってるし、
親の亡き後も仏壇に手を合わす事をためらう自分がいます。
一歩間違えば自分も亡くなった子供になっていたか、
育児放棄をした親になっていたかもしれない。

はたして自分の子育てが上手くいっているのか、
今でもすべてが手探りで怖くなる事があります。

先日ある人に娘の将来の事でアドバイスをもらいました。
そこで「一人でも生きていける資格」という話があり、
子育てと言うのは自分が亡くなった後の事も考え、
一人の人間を自立させて初めて完了なのだと知りました。
正直そこまで頭が回ってないかったので、
いろんな角度から見てくれる人たちに支えられて、
半端な自分も親が出来るのだと有難く思いました。

育児放棄をした親。
手探りで親をしている自分。

異なる様でも根っこで抱えてる問題は同じ。
だからこの手の事件は心が憂鬱になってしまう。