「穢れ」と言う言葉があります。
この言葉を調べると「不浄な状態」との事です。
何となく日本人なら雰囲気は伝わりますが、
あまりにざっくりとして詳しくは説明出来ない。
先日この「穢れ」について説明をしているYouTubeを見ました。
その説明とは、
ちょっと気持ち悪いですが手をざっくりと切って、
綺麗なコップにその血を注ぎます。
その後にそのコップを目の前で綺麗に洗浄して、
何なら煮沸消毒もして何度も洗ったとします。
そしてそのコップで「どうぞ好きなものを入れて飲んで下さい」と差し出す。
物理的には何の問題もない「綺麗なコップ」ですが、
大抵の人はそのコップで飲む事を躊躇する。
それが「穢れ」の正体です。と言うのです。
凄く納得しました。
何とも言えない嫌悪感、凄く伝わります。
ああ、だから「血」や「死」は穢れであって、
神道にとってタブーな「穢れ」を請け負う仏教が必要だったのか。
なるほど上手い事出来ているもんだ。