笑いとばしたら、心も晴れるさ。

人生、山あり谷あり、壁に耳あり障子にメアリー、
結構毛だらけ猫灰だらけ、おしりの回りは…わりと綺麗っ!!

心に空き地を残しておこう

2009-09-30 07:03:59 | 日記
ずーっと昔、
まだ私が高校生の頃、
東京キッドブラザースという劇団が好きで、
よく友達と観に行っていた。
まだ柴田恭兵が在籍していて、
少し名前が売れだした時代。
渋谷や原宿の劇場と呼ぶのも気が引ける、
スタジオに毛が生えたくらいの小さな空間。
出演者の汗やつばがダイレクトにかかる距離。
そこで行われるミュージカルを夢中で観たものだ。
研修生のも含めるとかなりの作品を観たと思う。
もうすっかり忘れてしまったけど、
劇中の歌の中で今でも心に残るワンフレーズがある。
それが「心に空き地を残しておこう」というフレーズ。
前後の歌詞はうる覚え程度しか覚えてない。
いや、それも本当のところ覚えているか怪しい。
でもこのフレーズだけは時々口ずさむ事がある。
「心に空き地を残しておこう」
きっと当時の自分は「いっぱいいっぱい」だったんだろう。
友達の事、勉強の事、恋の事、家の事、
今考えると何ともちっちぇえお気楽な悩みだけどね。
同時期に学校でいじめ問題があって、
「人を妬む貧しい心が人を虐める」という先生の話を聞いて
よけいに「心に空き地」が響いたのかもしれない。
たしかに今でも他人を妬んだり、悪口を言ったり、
客観的に自分を見て「嫌な奴」と思う時は、
大抵悩みがあったり嫌な事があって余裕がない時だ。
ただ劇の本編で使われたこのフレーズは、
弱い自分を許せる逃げ場所を作れって意味だったけどね。
そうそう、このブログのタイトル
「笑い飛ばしたら心も晴れるさ」ってのも歌のフレーズなんだ。
女に浮気されて振られた男の歌で、
「金も欲しい、恋もしたい、たくさん眠りたい、
俺が死んで悲しむ奴はいなくてもいいさ。」って
まるでネガティブキャンペーンみたいな歌なんだけど、
やっぱり時々口ずさんでしまうフレーズなんだな。
コメント (2)
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