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追記 ちょっと不思議な話~今でも一緒にいるのかな?~

2月になりました。
シャオが旅立ってまだ一ヶ月経ちませんが、闘病していた辛い時の事は、
もうずうっと前の事のような気がします。
でも、シャオはまだ元気だった頃のように、当たり前に家にいるように感じます。

不思議な感覚です。
残された者が、ちゃんと日常を過ごしていけるように、
そういう風にできているのかも知れませんね。


辛かった闘病期間が短かったので、元気だった頃のイメージばかりが残っています。


前回、主人公のシャオが旅立ってしまったので
ブログの更新は最後です、と書きました。

…が、今回、ちょっとだけ書いておきたい出来事がありましたので、
それを記しておこうと思います。


昨日、ウォーキングに行こうと玄関を出た私。

家を出てすぐ、お母さんに抱っこされた男の子とバッタリ。

まだ片言を喋るくらいの幼児さん。

その子がこちらを見るなり、言ったのです。

「わんわん!」と。

シャオを連れていて、小さい子に「わんわん」と言われることはよくありました。
だから、その瞬間はその気分になったのか、おかしいと思わず…。

一拍置いて
「…え?あ?私犬連れてないけど…!?」と気づきました。

男の子のお母さんは
「わんわん…?(いないけど?)」
と訝しそうに子供に聞き返しました。

どういうこと~!?

男の子はその後も3、4回「わんわん、わんわん!」と言っていました。

私はお母さんに会釈して歩いていったのですが、

え、え、え~!?

キョロキョロと左右を見て、
「もしかしてシャオちゃん、一緒にいるの!?」と小声で。

真相は謎です。

小さい子には大人には見えないものが見えることがあるとか。

「僕も一緒に行く~」とくっついてきたシャオが見えたのかも。

もしかしたら全然違うことで、何でもない事なのかも。

でも、「男の子にはシャオが見えた」と思う方が夢(?)がある!


なんだか嬉しくなって、
「じゃ一緒にシャオの好きだった公園の丘に行こうか?」と
てくてく歩いて行きました。

道々、誰もいない所でこっそり
「シャオ、ちゃんと付いてきてる?」などと声をかけつつ。
(人に見られたら、独り言を誰かに向かって喋ってる怪しい人に…)

なんだかちょっぴり幸せ気分で丘で一休み。

家に帰って家族に話すと、
「え~シャオ、やっぱりまだいるのかな~
きっといたんだね~消えちゃったわけじゃないんだよね」
とわいわい。

まだ49日になってないし…一緒にいるのかな?

だったらいいな。

男の子に、幸せ気分をプレゼントされました。

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