日本サッカーとジーコ

只、考えてみれば、自分が少年だった頃、日本のサッカーは見向きもされなかった。
よく、世界の仲間入りできるか出来ないかの所まで来たと思う。
今回の負けは無様だが、無様を素直に受け止めよう。
とっても、カッコ悪かったけど、本当、誰が見てもこれが実力だったと頷けるものだった。

調子が悪いと、今度はジーコの采配に非難が集中。
戦術が古い、選手との軋轢。無能だの。マスコミの非難の低俗さも世界レベルになったという事か。

私は、サッカーの神様は、日本に来て金儲けのために監督になったのではないと信じる。彼の日本を世界レベルに底上げしようという野心を感じる。
仲良し集団でよい訳がない。
ジーコよ、本当に今までありがとう。

これから、ますます、サッカーが盛り上がると思う。
野球を見ると分かるが、もはやスリルを感じさせるスポーツでは無くなった。
（プロでさえ隠し玉とかしてまで勝とうとするシーンもあったしね）

サッカーは自然に摂理に従っているだけにおもしろいのだと思う。
蹴らなきゃ転がらないし、走らなきゃ追いつかないし、シュートを数多く打たなきゃ得点が整数値にならないのだ。

もう一度、ジーコよ、ありがとう。


ジーコ監督が退任会見「悔いなし、恥じるところなし」 (読売新聞) - goo ニュース