介護度2くらいの適度に認知症が進んだお年寄りは、意外にも下ネタが理解できるようです。
お兄さん若くていいね、といいながら内腿を触ってくる婆さん、 ここを触りたいよといいながら股間に手を伸ばして来る人、
そんなとき私は「貞操の危機!」といってかわします。
たまに、為替ない時は、いわゆる毒舌で、「いやぁ... 、○○さん。今日も顔の皺に反して桂の色がさえてるね。」というと笑い今までやろうとしていたことを忘れてしまいます。
もうちょっと認知症が進んだおばあさんは、独り言をずっと言っているので隣に座っているクリアなおじさんに、
「このばあさんは…。」と話すと、「ばあさんなんて人を馬鹿にして」とご立腹します。
そういう彼女は大正13年生まれ、りっぱな婆さんです。
そんなばあさん、突然起こったかと思うと、私の腕をつかんで歩いているときに突然起こりだしました。
結果 ↓
皮が剥けています。
認知症はどこでスイッチが入るかわかりません。
今日うまくいっても、明日は同じ方程式が通用しません。
だからこの仕事は面白いのですが…
遣り甲斐もあるのですが…
生活を考えると・・・
食えなくてもいいから本屋を頑張ろうと思った次第です。