右ハンドル車走行禁止ということで、ベトナムに車が入国出来ずにしかたなくラオスに戻り、ラオス最南のカンボジアへと抜ける国境を通過し首都プノンペン着。
メールボックスに、親子5人でキャンピングカーで世界一周をしているスイス人の友人(www.escampette.net )より、彼らにベトナムは右ハンドル車走行禁止で入国出来なかった。という私が送ったメールに対しての返信が来ていて、なんと!彼らの友人でもう長くホーチミンに住むヨーロッパ人の話では、つい最近その法律は撤廃された。まだ、地方の国境にはその情報は届いていないのだろう。と言っていた。とのメール。この時彼らはホーチミンに居てベトナムで私は彼らと会う予定をしていた。
なんちゅうこっちゃ!
だから何度も係員に首都ハノイに確認の電話をしてくれ。と国境で言ったのに、、、、コレヤ!畜生!
早速、プノンペンのベトナム大使館に行き確認をする。
しかし、その対応はビエンチャンの時とまったく同じで、
わからない。
最近その法律が撤廃された。と聞いたので確認をハノイにしてほしい。と頼んでも、
そんな必要はない。
そんなことは領事館の仕事ではない。
国境で尋ねろ。
で追い出された。
まったくあきれる回答。
相手にしても埒があかないと思いしかたなく日本大使館へ行き、ベトナムの日本大使館に問い合わせをしてほしい。とお願いする。
はじめは、直接にベトナムの日本大使館に問い合わせをしろ。と言われたが、メールで問い合わせ出来るならまだしも、電話でしか連絡とれない。(大使館によってはEメールでの連絡をしてもらえる。)
電話代金が大変なのでこちらを通して回答がほしい。と頼むと、OKしてくれ明日にはメールで回答を送ってくれる。という返事がもらえた。
さすが、日本大使館。
その回答を首を長くして待つが、3日たっても4日たっても連絡がない。
たぶん確認に時間がかかっているのだろうとは思ったが、それならそうと調査中でまだ時間が必要です。というような連絡があってしかるべきだろう。
もうその時はシェムリアップに行っていたので、プノンペンの大使館に行くことも出来ず、その大使館のメールアドレスは技術的な問題より一時的に閉鎖されている。直接にベトナムの日本大使館に問い合わせしたいところだが、そこはメールアドレスがない。
頭にきて外務省のホームページからすぐに回答がほしいとメールを送る。
すぐに返信が来た。プノンペンの大使館より連絡を入れるとのこと。
さすが日本。
やはりまだ調査中で、回答はホーチミンの領事館より直接来る。とのこと。
しかし、その4~5日後回答は外務省から来て、右ハンドル車走行禁止の法律撤廃の事実は確認されなかった。とのこと。
結局はまだダメだった。
旅をしていると情報が大変大切になってくるが、その信憑性はまちまちで、やはり結局は行ったところでの確認。が一番である。
大使館について少し。
前回のメールで書いたように、
他国登録車のベトナム入国は、一旦車を国境に置き人間だけが入国、その国境管理県庁の警察署へ行き車両入国一時許可証を申請取得し、ベトナムナンバープレートおよび自動車保険を取得後車を置いた国境へと戻り、やっと車両と共に入国となる。
と時間と手間がかかりややこしい。
私の友人でトヨタランドクルーザーで21年間世界一周をしているスイス人夫妻(www.weltrekordreise.ch 彼らは同じ一台の車で長年旅行を続けている。ということでのギネス保持者)は、ベトナム入国前にカンボジアでハノイのスイス大使館と連絡を取って大使館に入国に際しての必要諸手続きをしてもらい、何と、入国時にはベトナムナンバープレートと自動車保険が国境のベトナム税関に来ていた。という夢のような話。
彼らに君も大使館に頼んだら?といわれたが、
めっそうもない。日本大使館がそこまでするわけがない。
と日本大使館のお粗末さを説明した。
まぁ、それでもベトナム大使館から比べると天使のようですが、、、
またまた、私の友人で現在トヨタハイエースで世界一周をしている日本人夫婦がいる。現在ヨーロッパ。
彼らの友人でヨットで世界一周をしていた日本人夫婦(http://members.aol.com/yumemaru99/)がいて、彼らとパナマで会ったそうです。その後ヨットの夫妻はエクアドルのガラパゴスへと出航したのですが、10日後くらいにパナマの港に戻ってきた。
海賊に船で体当たりされて襲われ、GPSから海図100枚、その他重要なものばかり盗まれたそうで、船の修理もありパナマへと戻ってきた。
日本大使館に被害届けを出しても、その受理だけで終わり。
港に居たほかのヨットのアメリカ人がその話を聞きつけ、アメリカ大使館に連絡したところ、なんと、アメリカ大使館が海賊退治に動き出した。
マレーシアでどうしても重要な車の通関書類、カルネを受け取りたかった。
発行はスイスの自動車協会。
そこが言うには重要書類なので、郵便局の局留めでは発送しない。と言う回答。
ペナンの日本領事館にEメールでお願いする。
いつまで待っても返事がこない。
もう時間がない。
しかたなく、タイから国際電話して返事を聞く。
すると、あぁ~メールの人ですねぇ。
荷物、手紙にかかわらず受理、預かりはいっさい出来ません。
の返事。
それならそれでかまわないが、返事よこせ!
確かに時期が悪かった。
その10日ほど前にクアラルンプールの各大使館9箇所くらいに(日本大使館も入っていた。)不信郵便物が送られてきて、騒ぎになったところだった。
しかたなく、メールでスイス大使館にお願いする。
すぐに回答が来て、本来はスイス人の郵便物のみ受理し、一時預かりをするが、今回はおおめにみましょう。
ということでOKしてくれた。
えらい違いや。
韓国の大使館などは、その国の韓国企業の後押しを強力にするらしい。
カメルーンにいた三菱自動車販売の社長が言っていた。
日本の大使館は官が民間企業に手を出してはいけないと思っているんだよねぇ。
アメリカの大使館なども旅行者に対してとても手厚い保護をしてくれるらしい。
前記した、スイス人夫妻がベトナムのハノイで新聞取材にあい、
「152カ国も旅をして、どの国が一番のお気に入りですか?」
と質問されて
「チリが私たちのお気に入りの国です。」
と答えたら、翌日ハノイのチリ大使館からスイス大使館に彼らを夕食に招待したい。と連絡があり、彼らはチリ大使館の招きでたいそう立派な夕食をご馳走になった。と言っていた。
これを粋なはからい。と言うのだろう。
日本大使館には逆立ちしても真似できまい。
2006.Feb.
メールボックスに、親子5人でキャンピングカーで世界一周をしているスイス人の友人(www.escampette.net )より、彼らにベトナムは右ハンドル車走行禁止で入国出来なかった。という私が送ったメールに対しての返信が来ていて、なんと!彼らの友人でもう長くホーチミンに住むヨーロッパ人の話では、つい最近その法律は撤廃された。まだ、地方の国境にはその情報は届いていないのだろう。と言っていた。とのメール。この時彼らはホーチミンに居てベトナムで私は彼らと会う予定をしていた。
なんちゅうこっちゃ!
だから何度も係員に首都ハノイに確認の電話をしてくれ。と国境で言ったのに、、、、コレヤ!畜生!
早速、プノンペンのベトナム大使館に行き確認をする。
しかし、その対応はビエンチャンの時とまったく同じで、
わからない。
最近その法律が撤廃された。と聞いたので確認をハノイにしてほしい。と頼んでも、
そんな必要はない。
そんなことは領事館の仕事ではない。
国境で尋ねろ。
で追い出された。
まったくあきれる回答。
相手にしても埒があかないと思いしかたなく日本大使館へ行き、ベトナムの日本大使館に問い合わせをしてほしい。とお願いする。
はじめは、直接にベトナムの日本大使館に問い合わせをしろ。と言われたが、メールで問い合わせ出来るならまだしも、電話でしか連絡とれない。(大使館によってはEメールでの連絡をしてもらえる。)
電話代金が大変なのでこちらを通して回答がほしい。と頼むと、OKしてくれ明日にはメールで回答を送ってくれる。という返事がもらえた。
さすが、日本大使館。
その回答を首を長くして待つが、3日たっても4日たっても連絡がない。
たぶん確認に時間がかかっているのだろうとは思ったが、それならそうと調査中でまだ時間が必要です。というような連絡があってしかるべきだろう。
もうその時はシェムリアップに行っていたので、プノンペンの大使館に行くことも出来ず、その大使館のメールアドレスは技術的な問題より一時的に閉鎖されている。直接にベトナムの日本大使館に問い合わせしたいところだが、そこはメールアドレスがない。
頭にきて外務省のホームページからすぐに回答がほしいとメールを送る。
すぐに返信が来た。プノンペンの大使館より連絡を入れるとのこと。
さすが日本。
やはりまだ調査中で、回答はホーチミンの領事館より直接来る。とのこと。
しかし、その4~5日後回答は外務省から来て、右ハンドル車走行禁止の法律撤廃の事実は確認されなかった。とのこと。
結局はまだダメだった。
旅をしていると情報が大変大切になってくるが、その信憑性はまちまちで、やはり結局は行ったところでの確認。が一番である。
大使館について少し。
前回のメールで書いたように、
他国登録車のベトナム入国は、一旦車を国境に置き人間だけが入国、その国境管理県庁の警察署へ行き車両入国一時許可証を申請取得し、ベトナムナンバープレートおよび自動車保険を取得後車を置いた国境へと戻り、やっと車両と共に入国となる。
と時間と手間がかかりややこしい。
私の友人でトヨタランドクルーザーで21年間世界一周をしているスイス人夫妻(www.weltrekordreise.ch 彼らは同じ一台の車で長年旅行を続けている。ということでのギネス保持者)は、ベトナム入国前にカンボジアでハノイのスイス大使館と連絡を取って大使館に入国に際しての必要諸手続きをしてもらい、何と、入国時にはベトナムナンバープレートと自動車保険が国境のベトナム税関に来ていた。という夢のような話。
彼らに君も大使館に頼んだら?といわれたが、
めっそうもない。日本大使館がそこまでするわけがない。
と日本大使館のお粗末さを説明した。
まぁ、それでもベトナム大使館から比べると天使のようですが、、、
またまた、私の友人で現在トヨタハイエースで世界一周をしている日本人夫婦がいる。現在ヨーロッパ。
彼らの友人でヨットで世界一周をしていた日本人夫婦(http://members.aol.com/yumemaru99/)がいて、彼らとパナマで会ったそうです。その後ヨットの夫妻はエクアドルのガラパゴスへと出航したのですが、10日後くらいにパナマの港に戻ってきた。
海賊に船で体当たりされて襲われ、GPSから海図100枚、その他重要なものばかり盗まれたそうで、船の修理もありパナマへと戻ってきた。
日本大使館に被害届けを出しても、その受理だけで終わり。
港に居たほかのヨットのアメリカ人がその話を聞きつけ、アメリカ大使館に連絡したところ、なんと、アメリカ大使館が海賊退治に動き出した。
マレーシアでどうしても重要な車の通関書類、カルネを受け取りたかった。
発行はスイスの自動車協会。
そこが言うには重要書類なので、郵便局の局留めでは発送しない。と言う回答。
ペナンの日本領事館にEメールでお願いする。
いつまで待っても返事がこない。
もう時間がない。
しかたなく、タイから国際電話して返事を聞く。
すると、あぁ~メールの人ですねぇ。
荷物、手紙にかかわらず受理、預かりはいっさい出来ません。
の返事。
それならそれでかまわないが、返事よこせ!
確かに時期が悪かった。
その10日ほど前にクアラルンプールの各大使館9箇所くらいに(日本大使館も入っていた。)不信郵便物が送られてきて、騒ぎになったところだった。
しかたなく、メールでスイス大使館にお願いする。
すぐに回答が来て、本来はスイス人の郵便物のみ受理し、一時預かりをするが、今回はおおめにみましょう。
ということでOKしてくれた。
えらい違いや。
韓国の大使館などは、その国の韓国企業の後押しを強力にするらしい。
カメルーンにいた三菱自動車販売の社長が言っていた。
日本の大使館は官が民間企業に手を出してはいけないと思っているんだよねぇ。
アメリカの大使館なども旅行者に対してとても手厚い保護をしてくれるらしい。
前記した、スイス人夫妻がベトナムのハノイで新聞取材にあい、
「152カ国も旅をして、どの国が一番のお気に入りですか?」
と質問されて
「チリが私たちのお気に入りの国です。」
と答えたら、翌日ハノイのチリ大使館からスイス大使館に彼らを夕食に招待したい。と連絡があり、彼らはチリ大使館の招きでたいそう立派な夕食をご馳走になった。と言っていた。
これを粋なはからい。と言うのだろう。
日本大使館には逆立ちしても真似できまい。
2006.Feb.