昨日69歳になりました。
そして本当に本当に久しぶりにブログを開きました。
今年の年明けから夫が体調を崩し気味で、二月末から食事がうまくとれなくなってしまいました。
看護師さんたちが入れ替わりで点滴に通ってくれたりしていましたが、在宅医療の先生から 『点滴は一生はできない。このままだと、一年後におかあさんは人生の伴侶を亡くすことになる。』と言われました。
まだ意思の疎通ができる夫が、うまく食べることができないで弱っていく…何もしないでそれを見ているなんてことはとてもできませんでした。
それで3月に迷い無く胃ろうを造る手術を受けることを決断しました。
このコロナ禍、面会もできない中での1ヶ月の入院は心配が尽きませんでした。
それでも術後のトラブルも無く無事に退院でき、私も胃ろうの扱い方を教えてもらいながらの生活が始まりました。
今は胃ろうを使ったり、口からも食事やおやつなど取りながらの毎日です。
いろいろなことがありますが、少し落ち着いてきた中で誕生日を迎えました。
あちこち衰えてはいますが、今日を迎えられたことに感謝してまた頑張ろうと思います。
83歳の叔母が、お祝いにとお赤飯をたくさん炊いて届けてくれました。
何と金一封もいただいてしまいました。
一番驚いたのは、中学生の男の孫が、鶏肉と卵の黒酢煮を作って届けてくれたことです。
辛いこともたくさんありますが、こんな嬉しいことにも出会えてます。