空を見上げて

日々の暮らし

快復

2019-11-04 15:27:08 | 日記
あっという間に11月。
あちらこちらで、クリスマスの飾りを目にするようになりました。


10月8日の夜に夫が高熱を出しました。
泌尿器科で治療を受けていましたが、心配で大きな病院に行こうと思い、訪問看護師さん(月に2回訪問してくれる)に相談しました。
気持ちを伝えましたが、『とりあえず泌尿器科を受診してください。』と言われたので、半分迷いながら指示に従い、9日の朝に泌尿器科へ行きました。
泌尿器科の先生は、『熱の原因はわからない。でも、尿路感染はあり得ない。腎盂腎炎など、うちの病院では一年に一人いるかどうかだ。』と、いつものように自分の意見を主張していました。
その日は、抗菌剤の注射と抗生物質の薬をもらって帰宅しましたか、熱は上がる一方で、夜中の3時には意識がもうろうとしてきてしまいました。
すぐに救急車をお願いして大きな病院へ…

検査の結果、尿路感染からくる腎盂腎炎で、血液の中が菌だらけで敗血症をおこしていると言われました。
通っていた泌尿器科の先生の言葉は何だったのでしょうか?

一番ショックだったのは、『血圧が急に下がったり、心臓が急に止まることがあった時に、心臓マッサージをしますか?』と聞かれたことでした。
熱が出てすぐに泌尿器科ではなく、大きな病院に行かなかったことをものすごく後悔しました。
救急の先生から、『今、救急車で来たということがいい判断だったよ。』と言われましたが、最初からその行動に移せなかったことを悔やみました。

即入院になり、点滴治療が始まりました。
熱はすぐにおさまってくれ、10日後からは食事も少しずつとれるようになってきて、23日には急性期の病棟から退院に向けた病棟に移ることができました。

今は食事の量も増えて、夫にも笑顔が戻ってきました。
本当によかったです。

今日も落ち着いた状態でいてくれますようにと願いながら、今から病院に行ってきます。


台風で、次男のお嫁さんの実家が浸水してしまい、そのことでも本当に胸を痛めています。
両親が元気でいてくれたことが唯一の救いです。


29日は、亡くなった妹の命日でした。
早いもので丸十年になります。
今年もお友達の皆さんからお花を送っていただきました。
短い人生でしたが、太くたくましく生きて、みんなの胸の中に存在を残してもらって、幸せな人生だったと信じたいです。


いろいろなことがあり、怒涛の10月が終わりました。