人間の腸管に存在している大腸菌のほとんどは無害だが、下痢を起こす原因となる「病原大腸菌」があり、特に「腸管出血性大腸菌」は
出血を伴う腸管など引き起こします。
特徴と平常時の対応として
・感染源は細菌(0157.026.0111等)
・感染経路は経口感染
・潜伏期間2~9日程度
・症状・・吐き気、嘔吐、腹痛、水溶性下痢、粘血便、鮮血便
・予防・・手洗いの励行、アルコール逆性石けん、次亜塩素酸ナトリウム等による消毒、汚染された飲食物をさける。十分加熱する。
その他に家庭で使用するまな板は熱湯に付けて1分干す、熱湯を使用することで乾燥が早く菌の増殖をおさえる。
0157は症状が出るまでに3~4日程度かかります。これから先の季節、最も注意しなければならない時期がやってきます。
手洗い消毒をさらに強化し感染防止に努めていきたいと思います。
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