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常陸の国の片隅で…。

鉄の話とか日々のこととか

ちょっとずつの悪あがき

2013-09-09 14:19:50 | 模型のはなし
このところ僅かずつなんですが、手を動かして模型をいじり倒しています。
それにかまけて、ブログの更新が滞るのはマズいですが。

まだまだ道のりは長いですし、手の付けられることを手当たり次第に気の向いたときにやっているので、個々の作業量は大したことはないのですが、今現在作業している電車の数は10両以上。

なかなか思うように行かなくても、作業を楽しめてるというのか何というのか??
どんなに凄腕のモデラーさんがいても、そのプロセスは残念ながら自分のモノではないので、たとえ自分の欲望を越えるモノを作り出しても感動することや共感する事はいくら出来ても、やっぱり自分のモノではないわけで。

手は遅いし、下手くそではあるけれど、それでも作りたいモノを悪戦苦闘してでも自らの手で創り出そうとしてる分には、自分もモデラーなのかな??と自分で自分のことを思ったりします。

残りの人生で、どれだけのモノを手掛けて表現できるかは自分自身にも皆目見当なんて付きませんが、手を止めてしまう時間はあるにせよ、そうあり続けたいなあと思います。

出来る出来ないは別にして、ネタは限りなくあるのですから。

夢の競演??

2013-09-04 03:41:30 | 模型のはなし
今、改造している鉄コレベースの電車の幾つかは、狙った訳ではないけど人様とかぶっているネタなどいくつかも有ったりする。

私の場合、基本的に手は遅い方だし、工程の絡みで一品集中…というのをまずやらない。だから仕掛かりが多かったりするんだけど、「あいつは気が多くて、しかも浮気症」といわれても反論できないなあ…趣味に関しては。


直近では無理だけど、やっぱりいつかは同じネタを他の方の作品と並べてみたいし、そういう事が出来る頃には自分のところのフリーランスや、日立電鉄の電車あたりも何両かは人様にお見せ出来れば…なんて事を思いながらプラ鋸握ったり、ヤスリでゴシゴシしたり。


手が動くときには、一工程でもいいので動かす…というのは、最近きちんと続いてる。もう少し、ネットで調べものしながら悶絶する時間を減らさなくては…。

鉄コレは遊んでナンボ

2013-08-31 23:40:03 | 模型のはなし




別の所で使った画像の再掲なんで恐縮ですが…今はもう少し進んでいます(恥)



人様はともかく、自分自身はそういうものだと思っている。
勿論、基本的には改造せずに動力を組み込んでNゲージ化したものも多いし、画像のような何が何やら説明がなければ人様には理解不能な魔改造のようなこともする。


相当痒いところには手は届くようになったとは思うけど、まだまだ歴史に埋もれた鉄道車両は幾らでもあるし、それをどう料理して如何に味付けしていくか考え手を動かすことはやはり楽しい。

様々な個人的事情で、なかなか手を動かせないことも多いけど、自分自身で作ったものをここに載せたい…というのは、このブログを開設した理由の一つであり、それが今自分自身の大きなエネルギーだったりします。

小粋なターミナル症候群

2013-08-29 03:56:17 | 模型のはなし


ここまで洗練されていなくても、こじんまりとしたターミナルを一つくらいは創ってみたいかなあ?
この世田谷線の三軒茶屋や、江ノ電の鎌倉と藤沢、嵐電の四条大宮や北野白梅町といったあたりの今もあるところも参考にしたいけど、上空や背後に巨大なビルは要らないよなあ…。

郊外電車と路面電車の中間で、他でも書いたことあるけど上の路線や池上線や目蒲線、ちょっと昔の井の頭線あたりの雰囲気を盛り込んで、多分首都圏のどこかな感じの街…。

電車は連結ありの嵐電若しくは京阪石山坂本線クラスのボギー車…という辺りは決めているけど、景色をどこに求めようかというのが決められず。

種明かしすると、Nゲージの嵐電の足回りに鉄道コレクションの車体を遊び半分で載せてみたら、なんだかインタアーバンっぽくて気に入ってしまったのがきっかけ。
車両の方はそんなに悩んでいないのですが、地面にまつわる方がまるで浮かばず。

一応、前回書いたトランジットモールの焼き直しもこれに絡めてのことと考えていますし、併用軌道やその区間で今や全国的に広がりつつある「芝生軌道」もリベンジしたいなあとは思っていますが、まずはコンセプトを固めてそれに則った電車とモジュールの一つでもまとめたいところです。

他にも仕掛りは幾つもあるので、ヘビーな電車いじりに疲れたら気分転換にいいのでしょうけど…。

10年前の未来、10年後の過去…

2013-08-27 19:18:03 | 模型のはなし


こいつをでっち上げて、早いものでもうすぐ丸10年…。
幸いにして震災で壊れることもなく、かなり色あせているけど今も手元にある。

それから、かなりの年月が流れ、模型ではもっと簡単にこういう景観を創り出すことは出来るようにはなったけれど、まだまだ「ホンモノ」が追いついていない…

確かに、各地の路面電車に新型車両が投入されたり、積極的に路面電車を活かした街づくりや施策などが行われているところもあるけど、導入の動きがあっても既存のしがらみでがんじがらめに縛られているところ、不毛な感情論ばかりで中身がまるで議論として問われないところがあってみたり、やれることは事業者側はやったのにも関わらず、行政や関係機関の無理解や非協力で運行を継続出来ずに廃止…という残念な事になってしまったところもある。

そういった事に、余所者で門外漢な自分が首を突っ込む気は更々無いけれど、個人的にこの作品を創り出すきっかけも実は政治的な話が絡んでいたりもしたのは余談。


今となっては、荒っぽい作りが恥ずかしかったりもするんだけど、無い頭を振り絞ってA4サイズ2ページ分の雑誌掲載記事を書き上げたのも、今となってはいい思い出だし、貴重な勉強をさせていただいた。

なかなかそこまで行き着けていないけど、情景や線路関係の材料のさらなる充実もあって、この作品をたたき台にしたリニューアルというかシナリオを含めた焼き直し(何しろ突貫工事でヒーヒー言いながらでっち上げたのでまともな設定とか実はほとんど無い作品)をしたいというのが何年か前からある。

何時になるかは判らないけど、勿論、まだ名前のない「俺様電鉄」の一社として…。