上野の国立科学博物館で開催中のパール展
みてきました。ニューヨーク・アメリカ自然史博物館が、シカゴ・フィールド博物館と共同で企画した世界巡回展で、日本ではオリジナル特別企画「日本の真珠」の展示もあります。
アンティークジュエリーやミキモトの宝飾品、パールの刺繍が施されたドレスや法衣などため息の出るような展示品の数々も魅力的でしたが、科博の催しだけあって、真珠の種類や形成過程、真珠貝等についての科学的な解説も充実していて、興味深かったです。
小さな海老やカニ、魚などが天然真珠の核になるそうで、実際半分に割ったものにカニ型の穴が開いてるのをみたりすると、ちょっと驚き
ピンク貝という巻貝から採れるピンク色のコンク真珠
や、大昔の真珠の化石が今だに美しい虹彩色をはなっている様子など稀少な展示には、自然の不思議やすごさを感じましたが、同時に淡水真珠を作り出す貝の多くが、川や湖に流れ込んだ農薬や化学薬品のために死滅している現状には、なんだかがっかりしたりして・・・。宝飾品大好き
な女の人だけでなく、男の人も充分楽める展示だと思います。パール展は2006 年１月22 日（日）まで、上野国立科学博物館にて開催中です♪
パール展のHPはこちら
