本日は、以前読者様から頂いた
ピッチングに関する“ある質問”の回答を
元西武ライオンズの投手、
三井浩二さんから頂いたので、
それをあなたにもシェアしたいと思います。
お子さんが投手をやられていたり、
今後、投手をやりたいと思われているのであれば、
本日のメールはとてもお役に立つと思います!
===読者様から頂いたご質問=======
三井さんこんにちは。
小学4年生の息子がいるのですが、
試合でセットポジションにすると、
途端に球威が落ちてしまいます。
それゆえにランナーを背負うと、
パカパカと打たれ始めてしまい、
見ていて歯がゆい思いをしています…
本人も苦手意識を持ってしまったのか、
ボールが先行すると四球を出すのを嫌がり、
置きにいったボールを
痛打されるという悪循環さえでてきております。
親として
何とかしてあげたいのですが、
どうすれば、
セットでも良い球を投げられるでしょうか?
===元西武投手・三井浩二さんからの回答=======
お問い合わせありがとうございます!
投手には良くあるパターンですが、
非常に悩みが深い問題でもあると思います…
実際に、プロでも150kmの球を投げ、
変化球も切れ味抜群でランナーが居ない時は
打者を寄せ付けない投手でも、
セットになると途端に球威が落ち、
失点を重ねてしまう投手がたくさんいます。
なぜ、そんなことが起きるのか?
どうすればそれを防げるのか?
それについてお答えしますね。
まず、セットで球威が落ちるのは、
仕方のない部分があります。
そこはある程度は、割り切りましょう。
しかし、セットで踏ん張れず、
崩れてしまう人には特徴があります。
それはセットでの練習を
あまりやっていない人です。
プロでもルーキーに多いですね。
野球は走者を背負ってからの投球の方が多いので、
セットでも良い投球が
できるか否かが非常に重要です。
だからこそ、普段から
セットでの投球を意識して練習してください。
では、具体的にどうすれば良い投球ができるのか?
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セットポジションで投げる時に
大切なことは2つあります。
■1つ目。
まずは、
“自分がどのように立っているのか”
を確かめてください
軸足は伸ばさず、
膝を少し曲げるようにして立ちましょう。
そしてこのとき、
頭の位置を
軸足のつま先の上に
持ってくるようにしてください。
頭から軸足の先に
一本のまっすぐな棒が通っているようなイメージです。
■そして2つ目。
セットポジションで投げる時には
どうしても投げ急いでしまう傾向があります。
そのため、
クイックで足を上げると同時に
普段よりも“あること”を意識してください。
それは、
“早い段階から手とグラブも
トップの位置に持ってくる”
ということです。
踏み出した足が地面につくと同時に、
ボールを持った手が
トップに来るようなタイミングで投げる
とクイックでも球威のあるボールを
投げられるようになります。
セットで投げる際には、
1)頭から軸足の先に
一本のまっすぐな棒が通っているようなイメージで立つこと
2)踏み出した足が地面につくと同時に、
ボールを持った手がトップに来るような
タイミングで投げること
この2つを意識して投げてみて下さい!
それだけで大分良い投球ができるはずです。
ぜひ、実践してみてください。
=================ココまで====
いかがでしたか?
お子さんに教えてあげてください!
子供にとってなんで今やってる事が悪く
それを良くする為に
解りやすく伝えて
努力するように
教える難しさを感じてるこの頃…
大人が乗せても長続きしないんだから
結局は本人のやる気次第なんだよ
大人も考えてるし
全員に同じ教え方では伝わらないから
教え方の勉強しま~す