前回のトラクター作業に味をしめた私らは、今回新たに助っ人を投入し戦力アップして作業に臨むことにした。
今回の助っ人は、M田さんご一家。M田さんは、一応キャリア20年以上のサーファーだが、長年のサラリーマン生活により疲れ切ったその姿から、彼をサーファーだと見抜ける人は稀である。
でも、子供たちは、疲れた親父を尻目に元気一杯である。
例によって、朝一番に御宿で波乗りをしてから、M田さん一家とドロップアウトで待ち合わせ。
社長の林さんも後で作業に合流するそうだ。(というか、林さんも、何かにかこつけて、田んぼに出かけてトラクターに乗りたい様子だ。)
大地農園に着いて、作業の説明を受ける。
今日は、田んぼの土作り。堆肥を撒いた後に、トラクターで掻き混ぜるという作業。
さあ開始という段になって、堆肥を運ぶ作業車(畳2畳位の荷台が付いていて、一人で運転する車。当然、操縦は面白そう)のエンジンがかからない。
「じゃあ、修理の人を呼ぶから、裏の山でタケノコでも探してきて」(「掘ってきて」と言わないところに、「見つかりっこないよ。」という意思を感じる)と大地さんが言うので、みんなで山へタケノコを探しに行く。
なんか、やばそうな山道を登っていくと、いきなり目の前に大草原が広がる。
思わず「千と千尋の神隠し」を思い出しビビってしまう。
かまわず、草原を突っ切り山へ向かう。
山の中は、杉と竹が混在していて、地面は杉の枯葉でふかふかしており、タケノコの微妙な盛り上がりを見つけることは出来なかった。
そろそろ、作業車が直ってる頃だろうと下山する。
先の草原のことを大地さんに報告すると、近くで行っている牧場の放牧地だとのこと。納得。
作業車の方はと言うと、まだ故障中。
とりあえず、ブラブラしていると何と我が奥様の弟夫婦が登場。
天気がいいのでドライブがてら来たとの由(二人とも都会育ちだが、仕事の関係で大地農園まで、一時間程の所に住んでいる。)
林さんも到着して、人数は十分な状態になる。
M田さんが、試しに作業車のスターターの紐を引っ張ってみる。(モータボートとかのスタートみたいな感じ)
すると、一瞬エンジンがかかりそうになる。
何回か試す内に、メカが大好きな林さんが、これはプラグに原因がありそうだと言いだした。そして、一端お店に戻り、交換するための道具を持ってきた。
プラグを掃除して祈る気持ちで、スターターの紐を引く。
惜しいところまでいくが、エンジンはかからない。
そして、何回か紐を引いている内に紐が内部で絡まり引けなくなってしまった。
みんなでワイノワイノ言い出し、結局覆っている蓋のネジを外してみることに。
どうにかネジを外した瞬間から悲劇は始まった。
なんと、単純な構造だと思っていたスターターの構造が、予想に反して、いろんな部品で構成されていたのだ。
それが、蓋を外した瞬間にバラバラになってしまったのだ。
言葉を失う大人達、のんびり見ている子供達。
一瞬の沈黙。しかし、いざとなったら他人事。
なにせ、作業に入れず暇をもてあました大人が何人もいるのだ。
「あのパーツをそこに組み合わせろ」「そうじゃない」など好き放題に言い出し始める。
そこへ、おっとり刀で修理の人が登場。
バラバラになったスターターを見て一言、「こうなったら、直んないんだよねー」。
で、そこから又、ああでもないこうでもないが始まりだした。
残念ながら、私は帰らなければ行けない時間になり、そこでおいとますることに。
大地農園の苺苗をおみやげに帰路につきました。
後の人たちはどうなったのやら。
今回の助っ人は、M田さんご一家。M田さんは、一応キャリア20年以上のサーファーだが、長年のサラリーマン生活により疲れ切ったその姿から、彼をサーファーだと見抜ける人は稀である。
でも、子供たちは、疲れた親父を尻目に元気一杯である。
例によって、朝一番に御宿で波乗りをしてから、M田さん一家とドロップアウトで待ち合わせ。
社長の林さんも後で作業に合流するそうだ。(というか、林さんも、何かにかこつけて、田んぼに出かけてトラクターに乗りたい様子だ。)
大地農園に着いて、作業の説明を受ける。
今日は、田んぼの土作り。堆肥を撒いた後に、トラクターで掻き混ぜるという作業。
さあ開始という段になって、堆肥を運ぶ作業車(畳2畳位の荷台が付いていて、一人で運転する車。当然、操縦は面白そう)のエンジンがかからない。
「じゃあ、修理の人を呼ぶから、裏の山でタケノコでも探してきて」(「掘ってきて」と言わないところに、「見つかりっこないよ。」という意思を感じる)と大地さんが言うので、みんなで山へタケノコを探しに行く。
なんか、やばそうな山道を登っていくと、いきなり目の前に大草原が広がる。
思わず「千と千尋の神隠し」を思い出しビビってしまう。
かまわず、草原を突っ切り山へ向かう。
山の中は、杉と竹が混在していて、地面は杉の枯葉でふかふかしており、タケノコの微妙な盛り上がりを見つけることは出来なかった。
そろそろ、作業車が直ってる頃だろうと下山する。
先の草原のことを大地さんに報告すると、近くで行っている牧場の放牧地だとのこと。納得。
作業車の方はと言うと、まだ故障中。
とりあえず、ブラブラしていると何と我が奥様の弟夫婦が登場。
天気がいいのでドライブがてら来たとの由(二人とも都会育ちだが、仕事の関係で大地農園まで、一時間程の所に住んでいる。)
林さんも到着して、人数は十分な状態になる。
M田さんが、試しに作業車のスターターの紐を引っ張ってみる。(モータボートとかのスタートみたいな感じ)
すると、一瞬エンジンがかかりそうになる。
何回か試す内に、メカが大好きな林さんが、これはプラグに原因がありそうだと言いだした。そして、一端お店に戻り、交換するための道具を持ってきた。
プラグを掃除して祈る気持ちで、スターターの紐を引く。
惜しいところまでいくが、エンジンはかからない。
そして、何回か紐を引いている内に紐が内部で絡まり引けなくなってしまった。
みんなでワイノワイノ言い出し、結局覆っている蓋のネジを外してみることに。
どうにかネジを外した瞬間から悲劇は始まった。
なんと、単純な構造だと思っていたスターターの構造が、予想に反して、いろんな部品で構成されていたのだ。
それが、蓋を外した瞬間にバラバラになってしまったのだ。
言葉を失う大人達、のんびり見ている子供達。
一瞬の沈黙。しかし、いざとなったら他人事。
なにせ、作業に入れず暇をもてあました大人が何人もいるのだ。
「あのパーツをそこに組み合わせろ」「そうじゃない」など好き放題に言い出し始める。
そこへ、おっとり刀で修理の人が登場。
バラバラになったスターターを見て一言、「こうなったら、直んないんだよねー」。
で、そこから又、ああでもないこうでもないが始まりだした。
残念ながら、私は帰らなければ行けない時間になり、そこでおいとますることに。
大地農園の苺苗をおみやげに帰路につきました。
後の人たちはどうなったのやら。