いつも笑って!ぐぅーたら生活

タイトル変えて気分一新。
私自身再スタートします。

長春での再会

2011-08-28 21:15:05 | 日記
19時50分、ほぼ定刻通りに、長春の駅に着くと、(こんなに人が乗っていたのか・・・)

と、思わせるほどたくさんの人がホームに降りてきた。

えんえん歩かされて、駅ビルの出口直前に、集札口がある。

それも、2名だけ切符を確認しながら回収している。

(実習生たちは、駅に迎えに来ると言ってたが、人が多すぎてこりゃわからんだろうなー)

と、思いながら、集札口に向かっていた。

すると「部長ー!!、部長ー!!」と皆の呼ぶ声が聞こえた。

私は、皆がどこにいるかわからない。

集札口を過ぎると、(なぜか、私の切符は回収しなかった)

一人の実習生が、私の前に来て腕を引っ張ってくれた。

「ありがとう。」わたしは、そういった。

6人のうち4人が迎えに来てくれていた。

皆、はちきれんばかりの笑顔で迎えてくれた・・・泣きたいくらい嬉しかった。

彼女たちが帰国して、ほぼ1年ぶりの再会だった。






瀋陽から長春へ④

2011-08-26 22:14:27 | 日記
新幹線の中は、驚いたことに日本のそれとほぼ同じだった。

まるで、日本の新幹線に乗っているようだった。

自由席は無いようで、全席指定。

座席には空き席がなく、満員。

立っている人も多数いた。

日本と違うのが、とにかくやかましい。

国民性なのか、日本人に言わせれば、

マナーのかけらもない。

とにかくやかましい。

やたら、携帯電話がなる。

そして、中国人特有の大きな声で話しまくる。

後ろからCDの音楽が流れて来る。

メールのやり取りをしているらしく、

スマートホンQQの呼びコールがあちこちでする。

とにかくやかましい。

いろんな光景が目につく

私の右前の席では、34,5歳だろうか、中年女性が

ひまわりの種を新幹線に乗っている間、殻を座席の下に落としながら

ずーっと食べていた。

右後方の通路側の席の女性は、2時間大きな声で携帯で話続けていた。

右隣の男性は、学生らしかく、仏教の書籍を持っていたが、

その書籍を、テーブルに置いたまま一度も開かずに、2時間スマートホンで、

中国将棋を指していた。

左隣の男性は終始無言だったが、車内販売で強い臭いのする弁当をかって

食べた後、私に話しかけてきた。

当然、全く分からない。「ヲーシーイーベンレン」(我是日本人)

と、愛想笑いをして答えた。わかってくれたようだった。

4席くらい前方で、空席がなく通路に夫婦連れが立っていたが、

女性は妊婦のようだった。

男性は、なんとか彼女を座らせようと、駅に着くたびに、降りた人の席に着かせたが、

必ず指定券を持つ人が乗ってきて、2時間20分の間彼女は立ちっぱなしだった。

少し、かわいそうに思った。

乗って1時間くらいして、後方で、男同士の口論が始まった。

何を言っているか全く分からない。

しばらくすると、係員がきて、おさまったようだった。

面白かったのは、女性の係員が、時折ほうき(モップ?)を持って、

通路を掃除に来るのだ。

先ほどのひまわりの種を食べている女性もそうだが、

とにかく散かすのだ、多くのごみが出るのに違いない。

きっと、グローバルなマナーを教えようとしているのだ。


新幹線と言っても、電光掲示板の速度を見ると、最高で160km/hのスピードだった。

先日の事故ほどにはスピードは出ていない。

窓からの景色を写真に撮りたいと考えていたが、

窓際の席ではなく、かなわなかった。

この列車は高架線路は全く走らず、丘陵地帯を走っていたような気がする。

線路わきにはほとんど植樹がしてあり、広大な大地が十分な視界で見えることはなかった

政策的な意図が感じられた。

ほとんどの景色は、大地は緑で有ったが、それが全て畑かどうかは疑わしい。

途中で数百はあろうかという風力発電の風車が設置してある景色が見えたのには驚いた。

とてもやかましい、2時間20分を過ごして、定刻通りに、長春駅についた。


つづく                         



瀋陽から長春へ③

2011-08-25 22:13:49 | 日記
瀋陽北駅は長距離バスの駅だった。

実習生は、バスに乗っても20時30分頃には着くから、バスで来ればよいと言ってくれたが、

新幹線に乗ることが一つの目的だったのと、長春へはもう少し早くつきたかったので、

実習生に、再び電話で、電車の駅がどこにあるか聞いてもらった。

すると、バスの駅から500mほど南のところだという。

やはり、タクシーから見た、あのビルだったのだ。

私は、汗をだらだら流しながら、右手に旅行ケース、

左手に免税店で買った、6人分の土産袋(紙袋2つ)、肩からショルダーバッグ

という格好で、南へ歩き始めた。

通りには、別のバスなのだろうか、呼び込みのおばさんたちが、

行き先を示すボードを持って、盛んに声をかけて来る。

周りをきょろきょろしながら歩くが、日本人は見当たらない。

汗をびっしょりかきながら、10分ほどで、駅に着いた。

人の多い事、こんな田舎?でも人はたくさんいる。

駅の切符売り場を探す。

やっと探し当てると、そこは20くらいの窓口に

それぞれ、皆長蛇の列だった。

実習生に電話し、窓口で携帯電話を渡し、パスポートを提示して

切符を買った。

17時35分発の新幹線で、料金は93元だった。

出発まで、2時間30分くらいあった。

まずは、乗車口を確認。

ビルを出て、案内板を探す。

中国語は漢字なので、なんとなく理解できるものだ。

なんなく、出発口を見つける。

切符を見せ、中に入ると、待合所は人だらけ、

しかも、臭い。

ここで、2時間待つのか・・・

やたら、喉が渇くので、売店で、あの甘い緑茶を買う。

4元払うが、生ぬるい。

汚い、椅子に腰かけ、どこのゲートから乗るのかを確認する。

自分の列車番号と案内板を照らし合わせる。

確認できて、ほっとする。

(もう、大丈夫だな・・・)

しばし、文庫本を読むが、周りが気になってしょうがない。

クーラーが効いてないので、汗が渇かない・・・・

しかしながら、何度も中国に来ていながら、

こういう旅は初めてだったので、そこに満足している自分がいた。

中国では、出発直前までホームに入れない。

どうしてなのか、人が多すぎるから、いろんな人がいるから、

いろんなことが起こり得るので、それを回避しているのかもしれない。

出発前になると、対象の列車の搭乗ゲートが開き、職員が、同じ言葉を連呼しだす。

それが、20分も30分も続く。やかましくて仕方ない。

驚いたことに、私の乗った新幹線は、時刻通りに出発した。







































瀋陽から長春へ②

2011-08-24 22:20:12 | 日記
瀋陽空港での呼び込みのお兄さんがしつこい・・・

あきらめないで私の後をついてくる。

(どうしたものか・・・)

うろうろしていると、そのお兄さん、

日本人の女性を連れてきた。

その女性は、中国人の男性と一緒に連れ添っていた。

手振りをみると、この女性に話せと言っているようだ。

女性「どこへ行きたいんですか?」

私「瀋陽北駅に行きたいんです。電車で長春に行くつもりです。」

私「瀋陽駅と瀋陽北駅はどちらが近いんですか?」

女性「瀋陽北のほうが電車の数が多いので、そのほうがいいですよ。」

私「瀋陽北まで行けるか聞いてもらえますか?」

女性は、呼び込みに流暢な中国語で話をしてくれた。

女性「150元で行くそうです。」

私は、呼び込みに「イーバイサンシー」といった。

これくらいは、勉強してきた。

呼び込みは「OK!OK!」

私は女性に「高くはないですか? 時間はどれくらいかかりますか?」

と聞いた。

女性「1時間ぐらいかかると思います。価格は、どうでしょう・・・」

(130元なら、1800円くらい、1時間ならそんなもんか・・・)

と考えて、私も「OK!」と言って、しつこい呼び込みのお兄さんの車に乗る事にした。

空港ビルを出ると、タクシーが待っていた。

呼び込みの兄さんが、運転手と大きな声でやり取りをしている。

運転手は、若い兄ちゃん、25歳くらいか、タバコを咥えて、明らかに不機嫌そうである。

(大丈夫かいな・・・)

助手席に座り、ドアを閉めると猛スピードで走りだした。

空港を出ると殺風景な街だった。

道路は舗装されているところは、轍だらけ、整備がされていない。

(空港は辺鄙なところに有ったんだな・・・)

(この地域はシートベルトをしないんだなあ)

とか、考えながら、エアコンのない車で、窓を開け気ているため

砂埃がすごい。

(このままで、あと50分?・・・・)

とか考えていると、運転手が、タバコを咥えながら、

携帯電話で話をしだした。対向車は中央線を越えてどんどん車の正面に

向かってやってくる。クラクションのオンパレード。

中国ではよくある光景だが、スピードが出ているだけに、

おっかない。

運転手のお兄ちゃんは、明らかに不機嫌。

(大丈夫かいな・・・)


しばらくすると、幹線と思わしき大きな舗装道路に入った。

周辺は、比較的新しい事務所ビルや高層マンションが目につく

(中心部に入ったか・・・近いな)

するとおもむろに、運転手が道路のわきで止まる。

外の人と何か話している。

客を相乗りさせようとしているのだ。

1人目は乗車拒否。

そして、しばらく走り、また、道路わきに止める。

2人目も乗車拒否。

3人目で、客を私の後ろの席に乗せた。

運転手は3人目の客としばらく話している。

10分ほど走り、その客を降ろした。

そして、5分後、「瀋陽北駅」と書いてあるビルが目に入った。

(着いたか・・・)

しかし、そこでは止まらない。

(違うのか?)

そこから、3分ほど走り、ようやく降ろされた。

私は、運転手に130元ではなく、150元渡した。なんとなく不機嫌そうな兄ちゃんが気に入っ

たからだ。

「謝謝!」と言ったら「謝謝」と返してくれた。

駅ビルに入ると、時刻表を見る。

なんとなく私の持っている時刻表のコピーと違う。

(おかしいな・・・・)

(切符を買わねば・・・)

周りに日本人らしき人は、全くいなかった。

(どうするか・・・・)

中国語ハンドブックを開く。

(よし、これを窓口で見せるか・・・)

すると、私の携帯が鳴った。

実習生からだった。

瀋陽北駅にいることを告げ、

彼女の言うとおり、そのまま、その電話を窓口のお姉さんに渡した。

しばらくして、お姉さんから携帯を受け取る。

電話口で実習生が「部長、そこはバスの駅ですよ!」

私は、バスの駅に降ろされたのだった。


今日はここまでです。










































瀋陽から長春へ

2011-08-23 21:57:23 | 日記
6月の18日から休みを取り、中国へ行ってきました。

昨年帰国した実習生に会うためです。

福岡から瀋陽へ飛び、瀋陽から長春まで、新幹線に乗りました。

宿は、実習生に手配してもらいました。

中国語は話せませんので、道中起こり得ることにワクワクしながら、

福岡を発ちました。

瀋陽に降りて、

(さあ、どうするか・・・)

実習生は、「瀋陽空港から新幹線の駅までは、タクシーでも、電車でも良い」

と言っていましたが、電車の駅など見当たりません。

(ダクシーかな・・・)

と、ロビーで案内板に目をやっていると、

中国人がやってきました。タクシーの呼び込み屋です。

どこへ行くのか聞いているようです。

私は、面倒なので、逃げましたが、

このお兄さんがしつこい。

私の後をついてきます。


眠いので、この続きは今度・・・